來宮神社の御利益とは?|歴史や御神木、周辺おすすめスポットも

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都心からのアクセスが良く、また温泉や神社、城、レジャー施設などの観光スポットが充実していることから人気の高い観光地熱海。そんな観光地熱海に行ったら、ぜひともお参りしたいのが來宮神社です。

來宮神社には、樹齢二千年を超える御神木大楠があります。この御神木の周りを一周すると、願いが叶うと言われています。また境内の中には、テラス席のあるお洒落なカフェがあるなど非常に開放的なのが特徴の神社です。

來宮神社

住所:〒413-0034静岡県熱海市西山町43-1
電話番号:0557-82-2241  Fax:0557-82-2242
公式ホームページ:http://www.kinomiya.or.jp/
アクセス:JR『来宮駅』から徒歩5分  JR『熱海駅』から徒歩18分  バス20分 『熱海駅』から『十国峠行き』もしくは『西宮循環』に乗車し『來宮神社前』で下車してすぐ
社頭参拝時間:9時から17時まで (ご祈祷の受付は、16時半までなのでご注意ください。)

來宮神社の歴史・由緒


photo by ume-y

來宮神社がいつ創建されたのか明確な時期は分かっていませんが、1300年前の和銅3年6月15日に熱海湾にて漁師が網を下ろしていると網に御木像らしきものが引っ掛かりました。

漁師が奇妙に思っていると五十猛命(いたけるのみこと)が目の前に現れ漁師に「波の音の聞こえない七本の楠の洞に私を祀れば村人はもちろんこの地に訪れる人々をも守護する」と云い残しその言葉に従い村人たちが五十猛命(いたけるのみこと)を祀ったのがはじまりとする説があります。

また、征夷大将軍として知られている坂上田村麻呂が戦勝祈願し、來宮神社の御分霊を、東北地方をはじめとする全国各地に鎮座させたという言い伝えがあります。

そして來宮神社の御祭神として、大巳貴命(おおなもちのみこと)・日本武尊(やまとたけるのみこと)・五十猛命(いたけるのみこと)が祀られています。

來宮神社のご利益

ここでは來宮神社は以下の御祭神がおります。

・大巳貴命(おおなもちのみこと)

営業繁栄・身体健康・縁結び

・日本武尊(やまとたけるのみこと)

武勇・決断

・五十猛命(いたけるのみこと)

樹木 自然保護

大楠 健康長寿・心願成就・恋愛成就

第二楠 再生・成長・復縁

糸川 お水取り・浄化

三峯神社 道中安全・道案内

來宮稲荷神 五穀豊穣・家内安全・商売繁盛

來宮弁財天 金運上昇

また來宮神社の「きのみや」を「忌の宮」と解釈し、酒やギャンブル、悪縁、浮気など悪いものを絶つというご利益もあります。

このように來宮神社は様々なご利益を頂くことのできる、霊験あらたかなパワースポットでもあります。

天然記念物の大楠(來宮神社の御神木)


photo by ume-y

御神木の大楠は樹齢2000年を超え、また本州で最も大きい樹であり、国の天然記念物に指定されています。そんな大楠の気になるご利益ですが、樹齢二千年を超えることから、大楠の幹を一周回ると寿命が一年延びるといわれています。

また願いを心の中で念じながら、一周すると願いが叶うともいわれています。

大楠の周りを周る際は周る方向は特に決まっていないので、お好きな方向から周るのがいいでしょう。さらに大楠には健康長寿や心願成就の他に、恋愛成就のご利益もあるそうです。

そして、夕方から11時ぐらいまで來宮神社の境内にある木々がライトアップされる、KodamaForestというイベントが開催され、160個ものライトで木霊を表現していて闇夜に照らし出される、木々が神秘的な雰囲気を醸し出しています。そのため、昼間の來宮神社とは一味違った景色を楽しむことが出来ます。

來宮神社の第二大楠

來宮神社には御神木である大楠の他に、第二大楠という樹があります。第二楠は樹齢1300年を超え、300年前の落雷によって中はほとんど空洞と化してしまいましたが、それでも今なお來宮神社の境内にその姿をとどめているという、なんとも凄まじい生命力を持った樹です。

そんな第二大楠の気になるご利益ですが落雷に遭ったにもかかわらず、生き抜いたという超越した生命力の高さから再生や成長のご利益があると言われています。

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