多摩川花火大会とは?
多摩川花火大会とは、東京都世田谷区と神奈川県川崎市高津区にまたがる二子橋付近の多摩川河川敷で行われる花火大会です。
花火の打ち上げ数は約6,000発であり、多摩川花火大会は神奈川県内1位、さらには全国1位の人気の高い花火大会です。
二子橋下流河川敷一帯には毎年約19万人もの人が訪れます。この多摩川花火大会では、テーマに沿った花火や音楽花火のほか、スターマインや仕掛け花火などが多摩川の夏の夜空を彩ります。
多摩川花火大会2018年の日程・アクセス
photo by Kohei Fujii
2018年の多摩川花火大会の日程は、10月13日土曜日の18時〜19時(当日中止の場合は翌日に順延)の予定となっています。アクセス方法は、川崎会場が東急田園都市線二子新地駅から徒歩15分、または高津駅から徒歩25分で、上野毛会場が東急大井町線上野毛駅から徒歩8分、または東急田園都市線二子玉川駅から徒歩9分です。
また路線バスは、新二子橋(多摩川花火大会会場の最寄りのバス停)ー久地駅前ー向ヶ丘遊園駅の間での運行をしています。さらに花火大会終了後にはバスの増発運行をしており、南武線方面から訪れる人たちに多く利用されています。
第77回川崎市制記念多摩川花火大会公式HP:http://www.k-kankou.jp/fireworks/
多摩川花火大会の歴史
photo by Kentaro Ohno
多摩川花火大会は六郷橋で川開きとして始まったのがきっかけで、今では夏の風物詩となっています。1929年に六郷橋付近で第1回が開催され、1954年からは多摩川大橋付近で花火大会が開催されるようになりました。そして1975年に再び開催地が変更され、それ以降は現在の二子橋付近で花火大会が開催されています。
また昨年度までは8月に多摩川花火大会が開催されていましたが、昨年の世田谷区たまがわ花火大会で近くの公園に落雷があり数人が病院に搬送されるなどの事故があったため、今年の花火大会の開催は豪雨など天候の不安定な夏を避けるために10月に変更になりました。
多摩川花火大会が始まってから太平洋戦争に伴う中断などがありましたが、今年で花火大会は77回目を迎えます。
多摩川花火大会の特徴・見どころ
出典:写真AC
多摩川花火大会の特徴は、開催場所が世田谷区たまがわ花火大会の開催場所と隣接しており、1994年以降は同じ日に花火大会が開催されるようになったため、観客数は多摩川花火大会と世田谷区たまがわ花火大会の両大会合わせて毎年60万〜70万人で、花火の打ち上げ数は合計約12,000発にもなります。
またこの両大会を合わせて「二子玉川花火大会」と呼ばれることもあります。