沖縄そば、タコライス、ゴーヤチャンプルー…。沖縄の郷土料理というと、たくさんの食べ物が思い浮かびますよね。現在では全国各地に沖縄料理店もでき、日常的に沖縄らしいメニューを楽しむことができるようになりました。
今回は、数ある料理のなかでも人気の高い「ラフテー」のレシピをご紹介します。「ラフテー」とは豚の角煮のことで、琉球王朝時代からの伝統的な料理でもあります。沖縄のお酒とともに味わって、おうちで旅行気分に浸ってみてはいかがでしょうか。
沖縄料理のレシピによく使われる豚肉
日本本土と気候が異なることから、収穫される野菜や魚介も独特なものが多い沖縄。また、米軍統治下のアメリカの食文化の影響も残っており、ランチョンミートがその代表にあげられます。
沖縄でもっとも消費されている肉類は豚肉で、煮込み料理だけでなくミミガー(耳の皮)やチラガー(頭部の皮)、テビチ(豚足)などさまざまな部位を使った料理が存在します。
「ラフテー」のレシピには豚の三枚肉(バラ肉)が使われますが、いわゆる角煮と異なり、沖縄では皮付きのものを使うのが定番です。
沖縄の郷土料理「ラフテー」のかんたんレシピをご紹介!
〔材料(作りやすい分量)〕 豚バラ肉(あれば皮付きのもの) 500g 生姜 1かけ ねぎ(青い部分) 1本分 料理酒 適量 だし(カツオ)4カップ うすくち醤油 1/2カップ きび砂糖 大さじ5 泡盛 1カップ 〔トッピング〕
生姜、白髪ねぎなど 適量