寒川神社とは
寒川神社は1600年という非常に長い歴史をもつ神社で古くから八方除けの守護神として広く信仰を集めてきました。現在でも最も八方除けのご利益があるとされている正月から節分にかけて多くの参詣者が訪れます。
八方除けのご利益としては、地相・家相・方位・日柄・厄年などありとあらゆる苦難や困難、そして災難をも退け福徳開運をもたらします。
また視聴率祈願の神社としても有名なため、テレビ関係者が訪れることでもよく知られています。今回はそんな寒川神社の魅力をご紹介していきます。
寒川神社の歴史
出典:写真AC
寒川神社がいつ創建されたのか公の記録に残っていないため明確な時期は分かっていませんが、『総国風土記』によれば1600年前ワカタケルと同一人物であるとされている雄略天皇の御代に幣帛を奉納し、727年に社殿を建立したという記述がみられこのことから大変長い歴史をもつ神社であることが分かります。
そして929年に編纂された『延喜式』には、相模国十三社のうち唯一の名神大社とされていて江戸時代には既に関東全域にまで知れ渡っていたようです。また寒川神社は古くから八方除けの神として知られ源頼朝や北条義時、武田信玄、徳川将軍家などから広く信仰を集めていました。
寒川神社のご利益
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寒川神社のご利益として有名なのが八方除けです。八方除けのご利益としては地相・家相・方位・日柄・厄年など様々な苦難や困難、そして災難を退け福徳開運をもたらします。
この八方除けのご利益が最もあるとされている正月から節分のシーズンには多くの参拝客で賑わいます。また幸運を呼ぶ八方除けのお守りには金運上昇・仕事繁栄・縁結び・家内安全・開運招福・身体安全・目的達成などのご利益があります。また寒川神社は視聴率祈願の神社としても有名です。
寒川神社の八方除けについて
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そもそも八方除けとは、八方塞がりの年に受けるお祓いのことで厄除けとは異なります。八方塞がりの年は九星方位気学によって算出された星回りの年のことで9年ごとに巡ってきます。
数え年で19歳、28歳、37歳、46歳、55歳、64歳、73歳、82歳、91歳これらの年が八方塞がりの年だと考えられています。八方塞がりの年は運が良い時は絶頂というほど良いのですが悪い時はとことん悪いという落差の大変激しい年です。
そんな八方塞がりの年は八方除けを行うことで、星回りによって生じる苦難や困難そして災難を退け運気を上げることが出来ます。そして、寒川神社は国内唯一の八方除けの守護神であり正に八方除けをするに相応しい神社だと言えるでしょう。