【1枚持っておくと便利な留袖】着物における第一礼装の「留袖」とは?

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留袖を着る際の注意点

留袖を着る際の注意点としては、留袖にふさわしい小物類を選ぶことと、柄の大きさや高さに気を付けることなどです。留袖は既婚女性の第一礼装として、いつまでも着ることができるように思われがちですが、若い年代の人は裾の模様が膝のあたりまで来ているものや、赤みのある色や淡い色などの華やかな雰囲気の留袖が多いです。

一方、年齢を重ねると色合いは落ち着いたものになり、裾模様も面積が狭くなって、模様の位置が低く変化します。若いころに仕立てた留袖では、現在の自分に合わなくなっている可能性もありますので、時にはチェックしておきましょう。留袖の柄は基本的に四季を感じさせないデザインが多いですが、一部の季節にしか着用できない柄のものもあります。

冷暖房が完備している施設であっても、季節外れの柄は着ないようにしましょう。末広は自分から見て左側に、開く方を上にして入れておきます。通常は出すことがありませんが、披露宴の立礼の時には手に持ちますので、気を付けておきましょう。実用的なものではないため、仰ぐのはNGです。

留袖について


出典:写真AC

留袖は着用する機会の多い着物です。それと同時にマナーに気を付けなければならない着物でもあります。上記にもあるように黒留袖は既婚女性の「第一礼装」ですが知人の結婚式などではマナー違反とされます。

長く着ることができる留袖を選び、第一礼装にふさわしい着付けや立ち居振る舞いを心がけましょう。

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