出典:写真AC 一味と七味の違いの一つとして、材料にあります。一味は唐辛子だけですが、七味に関しては「唐辛子」「芥子(ケシの実)」「麻の実」「青海苔」「麻の実」「紫蘇」「陳皮」「生姜」「胡麻」「菜種」「山椒」の10種類の原料から7種類を使用しています。 また、中には7種類以上を使用しているケースも発生し、会社や生産元によって異なるのです。なお、七味は体に良い効果をもたらすものが多く含まれておりますが、元々は漢方薬を食用にしたいというところから生まれました。その為、七味は昔から健康面で重宝されてきたのです。 一味と七味の違いその2【味・辛さ】 出典:写真AC 一味と七味の味の違いとして、一味は唐辛子のみなので唐辛子そのものの辛さがダイレクトに伝わります。七味は、山椒や生姜といった唐辛子以外の原料が含まれているので、その分だけ風味や香りを味わえ、深みを感じることができます。 一味と七味の辛さの違いとして、一味は唐辛子のみなので七味よりも辛いです。 七味は7種類以上ブレンドしているだけあってか、辛さは控え目です。 ただし、唐辛子は最小の辛さと最大の辛さが200倍異なるので、物凄く辛い唐辛子を七味に使用していれば、辛さの弱い一味より七味の方が辛くなります。その為、会社や生産元によっては、一味が辛くないと感じるところや、七味が物凄く辛く感じるところまで様々あります。 一味と七味の違いその3【用途】 出典:写真AC 一味の用途 一味は、薬味として使うよりも調味料として使用されます。具体的には、煮物、炒め物、カレーの香辛料、エビチリや麻婆豆腐と中華系料理の辛さの増加など様々です。 元々一味は、日本だけでなく世界共通の調味料ということもあり、和洋中全ての料理に対応できます。また、一味はシンプルに辛味を増したい時にも使用します。 七味の用途 七味は、一味とは逆に薬味として使用します。七味は加熱すると香りが飛んでしまうので、隠し味や調味料としては不向きです。 また、七味は日本独自のものなので、蕎麦、漬物、焼き鳥、天麩羅、牛丼、豚汁などといった和食系に合います。どちらかと言うと七味は、風味豊かにしたい時に使用します。 人気七味専門店「やげん堀」 七味唐辛子でお馴染みの浅草「やげん堀」は、創業約400年の歴史を誇るお店で、長野・善光寺の門前の「八幡屋礒五郎」、京都・清水寺の門前の「七味家」と、日本三大七味唐辛子屋の一つに当てはまります。 七味がメインではありますが、一味も取り扱っている上に、中辛七味、大辛七味、洋風七味と様々な唐辛子を購入することができます。 さらには、唐辛子の容器、ふりかけ、お茶漬け、佃煮と、唐辛子以外の商品も扱っているのも魅力の一つです。 やげん堀で最も人気の商品が「七味唐辛子中辛」。唐辛子以外に、「黒ごま」「焼唐辛子」「陳皮(みかんの皮)」「山椒」「けしの実」「麻の実」が入っており、辛さと香りを楽しむことができます。 スーパーで安価で売っている七味とは違って、香りと風味が極上で、今まで使用していた七味とはずば抜けて異なるところが、「やげん掘」ならではの味であります。 一味と七味の魅力 出典:写真AC 一味や七味と言っても、一言では語りきれない程の魅力が詰まっています。 「一味を使おうが七味を使おうがどちらでもいいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、一味には一味の使い方が、七味には七味の使い方が存在します。 そして、一味でなければいけない用途や、七味だからこそ合うもの、味付けや香り付けまで様々です。 この記事を参考にし、一味や七味の魅力を知り、楽しみ、使い方を学び、それぞれの食材に適したものをかけて、いつものご飯をより美味しく頂いてみてはいかがでしょうか。 少なくとも、香りや風味を加えたいときには「七味」、純粋に辛さを足したい時には「一味」と覚えて頂けたら幸いです。 …
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類語・対義語を紹介 「公明正大」の類義語は、明らかで正しいことを表わす語ですので、非常に多く挙げられます。 「正しい」「まとも」「実直」「まじめ」「厳正」「公平」「適正」「平等」「正当」「フェア」。いずれも類義語といえます。 同じ四字熟語を挙げれば「清廉潔白」「簡明直截」が類義語となります。 対義語は陰で行なわれる悪いことを表わすので、これも多く挙げられます。 「陰湿」「陰険」「凶悪」「ずるい」「不明朗」「後ろ暗い」といった語が対義語となります。四字熟語では「極悪非道」など。昨今話題の「忖度」「口裏合わせ」なども、まったく公明正大とはいえませんね。 公明正大から学ぶ 出典:ぱくたそ 公明正大の意味から学べること 「公」という字が政府や官庁を「大きな家」と例えたように、政治は私たち一人一人の暮らしに直結するものです。 同じ「大きな家」に住む者として、「忖度」や「口裏合わせ」といった陰湿な政治問題は許されるべきものではありません。 つねに政治家は「公明正大」であるべきですし、そのような政治家を選挙で選ぶ国民の目もまた「公明正大」でありたいものです。 どの四字熟語にも、由来があります。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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街並みや人々の暮らしのなかに伝統工芸が息づいている、石川県金沢市。そこかしこに点在するショップやギャラリーを覗けば、デザインと実用性を兼ね備えた、素敵なアイテムに出合うことができます。石川を代表する工芸品というと、まっさきに思い浮かぶのが九谷焼です。華やかな色彩と日本らしい伝統柄が魅力で、鑑賞用としてコレクションされるものも多いといいます。 九谷焼ってどんなもの? 九谷焼は、石川県南部の金沢市、小松市、加賀市、能美市で生産されている色絵の磁器です。1655年、陶石の産地・九谷村で作り始められたものは「古九谷」と呼ばれています。約50年後に廃窯になったものの、江戸時代後期には制作が復活し、明治時代以降は量産化とともに「新九谷」と呼ばれ親しまれるようになりました。 現在は、職人によって伝統的な技術が継承される一方で、ライフスタイルに合わせた多彩なデザインの器が生み出されています。 青郊窯が提案する、新しい九谷焼のスタイル 大正初期に開業した老舗窯元、青郊窯は、高価な印象を持たれがちな九谷焼を、日常使いのためのアイテムとして提案しています。手描きのような立体感にこだわって新しい転写シールを作る、鮮やかな色合いを再現するため独自に無鉛の和絵具を開発するなど、いわゆる量産型の食器とは一線を画すスタイルが素敵。 「九谷焼をもっと多くの人に知ってもらいたい」という思いから生まれた商品のなかで、おすすめのシリーズを3つご紹介します。 豆皿 名品コレクション 青郊窯の器において、ブームの火付け役となった豆皿。「縁起豆皿」シリーズも合わせると、30種類以上のデザインがあり、テイストもさまざまです。家族でそれぞれ好きなものを選んで使ったり、どのお皿にどんな料理をのせるか考えたりするのも、楽しいですね。 ちなみに筆者のお気に入りは、「古九谷色絵牡丹文」。シックな色使いで、テーブルコーディネートを大人っぽく仕上げるのに活躍してくれています。 九谷八趣皿 お皿全体に模様が描かれている豆皿に対して、シンプルなアレンジの八趣皿。8種類の異なる縁のデザインに、ちょこんと描かれたイラストがポイントです。 取り皿にはもちろん、お浸しや漬物などちょっとしたおつまみをのせるのにちょうど良いサイズ。写真は4号ですが、もう少し大きめの5号もあります。 縁起ちょこコレクション 20の柄をそろえた九谷焼のおちょこシリーズは、縁起ものモチーフです。鶴や桜などの定番柄から獅子舞、風神雷神といったポップでユニークなものまであり、どれを選ぼうか迷ってしまいます。鮮やかなのに派手すぎない、絶妙な色合いにうっとり。 九谷焼を、伝統工芸品を、身近に 青郊窯が手がけるアイテムは、「一般の人には手の届かない美術品」という伝統工芸品である九谷焼のイメージを、より身近なものに変えてくれます。ファッション感覚でコーディネートを楽しんだり、さまざまなシリーズをコレクションしたり…。伝統柄に自然と親しめるのも良いところですね。 九谷焼模様を粋に使いこなす いつもの食卓に一つ、ふたつ取り入れるだけで、全体の印象がぐっと変わるはず。また、食器類以外にも、カードケースやボールペン、コンパクトミラーなど、たくさんの商品が販売されているんですよ。金沢旅行に出かけた際は、おみやげショップなどで探してみてくださいね。 文・写真/ゆさ みずあ この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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o.micanさん(@another_sky02)がシェアした投稿 – 12月 14, 2015 at 7:55午後 PST 和装小物のひとつ、足袋。 奈良時代以前に中国から伝わり、時代とともに皮から木綿へと素材が変化し、現在はニット、レースなどでもつくられています。 「おしゃれは足元から」という言葉もあるように、足袋は目立たずとも大切な存在です。 今回ご紹介するのは、そんな足袋の専門店、「分銅屋足袋」です。京都には、着物に関係するものを扱うお店がたくさんあります。そして、「分銅屋足袋」もそのひとつ。足袋のオーダーメイドができるお店です。 分銅屋足袋があるのは、京都の街中・三条通。 モーニングで有名な「イノダコーヒ」や、チョコレート専門店「ベルアメール京都別邸」のすぐそば、落ち着いたたたずまいと、歴史を感じる看板が目印です。 京都市内には江戸時代から続くお店が数多く存在しますが、分銅屋足袋も江戸末期にあたる、1864年創業という老舗です。店名の由来「分銅」は、実は元々漢方薬を扱うお店だったため、薬を調合するために使う、分銅というはかりからきているのだとか。 足袋をつくり始めたのは明治に入ってからだったそうですが、長い歴史があることには違いありません。代々、受け継がれてきた足袋づくりの技術を示すように、店内に入るとミシンの音、ショーケースの中には色とりどりの足袋が並べられています。 確かな歴史を刻んできた老舗ならではの空気感。その中にいると、ちょっとレトロな時代にタイムスリップしたような気持ちにもなりそうです。 分銅屋足袋の作る足袋は、生地を裁断し、留め具である「こはぜ」をつけ、ミシンをかける・・・と、ひとつの足袋をつくりあげるまで、12の工程があるそうです。こはぜは今も、一つひとつが手縫いでつけられています。裁断からできあがりまで、職人の手による丁寧なものづくりが行われています。 分銅屋足袋で足袋を購入するときは、まず自分の足の大きさを測ってもらい、足の大きさと同じサイズの足袋を試着し、サイズ感を確かめます。 サイズがピッタリ合えば、そのままお店に置かれているものの中から気に入ったものが選べます。もししっくりこなければ、足の形に合わせてセミオーダーが可能です。 分銅屋足袋では、市販の足袋ではサイズが合わない人のために、横幅が広い人用の足型や、指の短い人用の足型など、さまざまな型が用意されています。もちろん、足型に合わない人の場合は、その人の足に合わせた足型を作り、あつらえてもらうこともできます。仕上がりまで10日間ほど見ておく必要がありますが、既製品では足が合わない人にとっては、心強いお店です。 足袋の種類も、定番の白足袋のほか、おしゃれな色足袋が用意されています。京友禅を使った色足袋は、50年ほど前に客として訪れた、舞台役者の一言がきっかけで生まれ、人気の商品となりました。 「足袋は着物」というイメージがありますが、柄足袋を靴下がわりに履くのもアリです。ピタッと足にフィットする足袋を履くことで、気持ちもしゃんとしそうですね。 分銅屋足袋の足袋は、その場での購入もOKなので、しっかりしたつくりと、かわいい柄などの理由から、お土産やプレゼントにされる人もいるようです。 「指先までフィットした足袋をつくること」。 これが分銅屋足袋のこだわりです。 自分の足に合った足袋を履いたときは、足先までピシッと決まります。サイズが合っていて、指先までしっかり足袋が履けていると美しく、着物も引き立ち、足さばきも上品になるのだそうです。 「足の大きさは問題ないのに、足首の大きさが合わなくてこはぜが留められない」、「こはぜの部分はピッタリだけど足の指先が合っていない」・・・人によっては、既製品では履いてみてガッカリ、ということがあるかもしれません。ですが、分銅屋足袋ではまず試着し、サイズ感を確かめられます。本当に自分に合うか、オーダーが必要かを確認できる安心感は、専門店だからこそ得られるものといえるでしょう。 一つひとつ手作りの足袋は、見た目の美しさだけでなく、丈夫さも兼ね備えています。お手入れはクリーニングいらずで、汚れたら石鹸とブラシを使って手洗いでOK。手洗いをすることが、型崩れを防ぎ、結果的に長持ちにもつながります。 最近は足袋型の靴下や、履き口がゴムになった足袋もありますが、自分に合ったサイズの足袋は履き心地も抜群。せっかくおしゃれをするなら、足元までビシッと決めたいですよね。 …
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甚平とは、メンズや子供向けの和装ホームウェアの1つです。似たようなメンズ向けの和装に作務衣がありますが、こちらが長袖長ズボンの状態になっているのに対し、甚平は半袖半ズボンの夏向けの服装です。丈が短く、筒袖で袂もないため、洋服と同じように着ることができます。 帯も締めず、付紐で右前に来て結ぶだけですので、楽に過ごせます。上着は脇の両裾にスリットが入っており、袖口も広く風通しの良い衣服です。甚平という名前の由来は諸説ありますが、江戸末期に庶民が着ていた甚平によく似た、袖なしの羽織が陣羽織に似ていたことから呼ばれるようになったという説が有力です。 メンズに人気「甚平」の歴史 出典:写真AC 甚平の歴史はそれほど古くはありません。形は戦国時代の陣羽織が元になったといわれていますが、大正時代に庶民が来ていた袖なしの羽織が甚平とよばれるようになっています。 当時はワンピースタイプで上着が長く、ズボンがない状態でしたが、昭和40年代頃から今の状態になったといわれています。 また、元は袂がついていましたが、大正時代になってから筒袖が普及するようになりました。夏の普段着としてメンズや子供に利用されるようになったのは、比較的最近のことです。 甚平の魅力 出典:写真AC 甚平の魅力は、なんといっても暑く湿度の高い夏場に快適に過ごせる点、動きやすい点です。 浴衣も夏向けに涼しい生地を用い、一重で仕立てられていますが、ワンピースタイプとなっており帯を締めるため、着付けが面倒ですし、薄い生地が何層にも重なって結果的に暑く感じます。 一方、甚平は前合わせの部分こそ重なっていますが、筒袖やスリットなどで通気性がよく、涼しく着られます。 半ズボンで足元も涼しいですし、寝転がったり走り回ったりしても着崩れない点も魅力的です。メンズは特にトイレも利用しやすく、あまり動きを気にしないメンズや子供にとって、着やすい衣服といえます。 甚平の生地 出典:写真AC 甚平に使われる生地は、綿や麻などの天然素材で風通しの良いものがほとんどです。生地自体も薄く、凹凸があって風通しがよいものばかりですので、体に張り付くことがありません。浴衣に使われる生地を甚平の作成に使うことも多く、メンズ向けは白や紺など、涼しそうな色合いが多いです。 無地や格子柄などのシンプルなデザインがメンズ向けに多く、子供用は夏の風物詩である金魚やトンボ、祭りなどの柄も人気です。浴衣向けの反物を仕立てている甚平もありますが、洋服地でもリップルのように涼しい生地であれば、甚平を作るのに適しています。 メンズはある程度生地の丈夫さも求められるため、反物を利用することが多いですが、着用回数が少ない子供向けは洋服生地の方が割合が多いです。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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出典:写真AC 道の駅あらかわのスイーツと言えば併設のレストラン「鈴ひろ庵」で販売されている「そのまんまフルーツ・ソフトクリーム」だと言えるでしょう。 スタンダードなバニラにイチジク、イチゴ、キウイ、ブルーベリー、グリーンベリーなどのフルーツをそのままゴロゴロッとトッピングしたフルーツいっぱいなソフトクリームが人気です。 鶴首カボチャや秩父名物行者ニンニクをミックスしたソフトクリームもありますので、チャレンジしてみるのも面白いのではないでしょうか。 道の駅あらかわで買える地元の名物食材は? 出典:写真AC 奥秩父の大自然に抱かれた道の駅あらかわの土産物は、やはり奥秩父の自然の恵みが中心です。行者にんにくは秩父名物としても有名ですが、奥秩父は行者にんにくの本場です。 本場奥秩父の行者にんにくを醤油で付けた「行者にんにくしょうゆ漬」は道の駅あらかわのお土産人気ナンバーワンだと言えるでしょう。 また蕎麦の里としても知られる秩父では、美味しいそば粉を手に入れることもできます。道の駅あらかわでは地元荒川で収穫された風味高いそば粉を販売しています。 また製麺した手打ち蕎麦も販売されていますが、午前中には売り切れることもある程の人気があります。 昔ながらの製法で手作りされる秩父味噌や手作りまんじゅう、梅干などは厳しい環境の山郷に暮らす人々の素朴で力強い優しさを味わうことができるどこか懐かしい美味しさが魅力です。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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普段、お父さんに感謝の気持ちがあってもなかなかそれを言葉に表現したり伝えることは難しいですよね。そんな時には父の日にプレゼントを渡すのが良いです。 今回は、日々の感謝の気持ちが伝わり、お父さんも喜んでくれるようなプレゼントを5つご紹介します。ぜひ、こちらを参考に父の日のプレゼントを考えてみてくださいね。 プレゼントを渡したい!2019年の父の日はいつ? 父の日は、毎年6月の第3日曜日と決められており、日付が毎年変わります。2019年の父の日は6月16日となっていますので、プレゼントなどの用意を考えている人は確認しておきましょう。 年によっては6月の半ばに父の日がきますので、毎年6月上旬までには何かしらの準備をしておくと、スムーズに父の日を迎えることができそうですね。 父の日の歴史・変遷をたどる 出典:写真AC 父の日は母の日と同じく、アメリカが発祥です。先に母の日が作られたのですが、それを知ったドット夫人が、父にも感謝の気持ちを伝えたいということで牧師協会へ嘆願したことがきっかけです。元々、ドット夫人は早くに亡くなった母の代わりに、父に育てられました。 6人もの子供を男手一つで育てた父親は、子供の成人後に亡くなったため、せめて父の日を設けて感謝したいと考えるようになったのです。1909年に牧師協会に嘆願したところ、その思いが届いて翌年には父の日の最初の祝典が催されました。 その後、1916年に当時のアメリカ大統領が父の日の演説を行ったことで広く認知され、1972年には正式に国の記念日として制定されたのです。日本では1950年頃から父の日が広まりはじめ、1980年頃になってようやく一般的な行事として認知されるようになりました。 父の日のプレゼントの相場はいくら? 父の日のプレゼントを買う前に、予算を決めたいですよね。そこで、気になるのが「相場」です。「いったい、いくら位のプレゼントを買えばいいのか?」という疑問を解決したい方のためにも、こちらでは、父の日のプレゼントの予算や相場をご紹介します。 3,000円未満 20%~25% 3,000円~5,000円 35%~40% 5,000円~10,000円 20%~25% 10,000円~15,000円 5%~10% 15,000円~20,000円 3% いかがでしょうか。このように見ていくと、3,000円~5,000円のゾーンが4割を占めており、父の日のプレゼントの相場といえます。5,000円あれば、お父さんに喜ばれるプレゼントが買えることでしょう。あくまでも、気持ちが大切なので高額なプレゼントの方が良い、ということはありません。お財布と相談して予算を決めてくださいね。 父の日のプレゼント5選その1<お酒> 出典:写真AC 父の日のプレゼントとして人気が高いのが、お酒です。ファッションアイテムは好みや普段のファッションによってあまり使われない可能性もありますが、お酒ならば好みがわかりやすく、保存も利くのでプレゼントに適しています。 ビールや日本酒、焼酎、ワインなど様々なものがありますが、普段から好んで飲んでいるものを調べておいたり、好きな銘柄を聞いておいたりすると、プレゼントしやすいです。 好みがわからない時やどんなものでも飲む場合などは、小瓶に入った飲み比べができるものを選ぶと良いでしょう。高額なお酒も、小さめのボトルならば価格が手頃でプレゼントしやすいです。 父の日には少量の酒が飲み比べできる、飲み比べセットもおすすめです。 父の日のプレゼント5選その2<ネクタイ> …
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香水といえば、すぐに思いつくのは海外製品、特に香水に関係があり歴史の長いフランスやイタリアなどのヨーロッパ、さらにエジプトなどの中東やオリエンタルな国で多くつくられているイメージがありますが、実は日本にも伝統的な製法でつくられている香水があります。 久邇(くに)香水本舗は、皇居に住む皇族にもゆかりのある由緒正しいブランドです。今回はそんな素敵な香水にまつわるお話を紹介いたします。 江戸から明治、そして終戦、時代の変遷により生まれた皇室御用達の香水 日本生まれの久邇(くに)香水は、昭和天皇の皇后の兄にあたる、久邇宮朝融王(くにのみやあさあきらおう)により製作されたことがきっかけで誕生しました。久邇宮朝融王は、1901年(明治34年)に皇族として生まれましたが、戦後のGHQによる指令により、1947年(昭和22年)の皇室離脱で皇族を離れました。 その後、現在の目黒にあたる地域にある自宅で暮らし始め、経済成長期と重なったこともあり様々なビジネスを立ち上げました。その当時に立ち上げた事業のひとつに香水の製作と販売があり、久邇香水として今日まで継承されて続けています。 日本は仏教徒の多い国ということもあり、宗教的な習慣としてお香を焚く方が一般的で、香水を体に直接つけるという文化に馴染みがありませんでした。しかし、当時としては非常にセンセーショナルな、女優を起用してのプロモーションを数多く行ったほか、西洋への憧れが高まる中、皇室宮家御用達の香水ということで認知度は徐々に高まっていきました。 現在では、福岡県に在籍している会社が久邇香水の取扱を行っており、世紀をまたいで時代が大きく変わった今日でも愛され続けています。 皇室御用達の香水 久邇(くに)香水のラインナップ 久邇香水には、通常の女性用のベーシックなジャスミンの香りやローズの香りを元にした香水など、いくつかのバリエーションがあります。また、その他にもメンズコロンの取扱もあります。メンズコロンと名前は付いておりますが、ジャスミンの香りが主体となっているので女性の方でも使用できるということから、男女性別を問わずに楽しめる仕様になっています。 さらに、ホーリーフと呼ばれている香水も人気のようで、オンラインサイトを中心に取扱が多くあります。久邇香水の口コミは、レビューの数自体は少ないのですが多くの方が高評価をつけられていて、さすがの満足度、クオリティの高さであるということを感じます。 さらに久邇香水では、「花梨の化粧水」と呼ばれている化粧水が香水以上に人気となっています。この化粧水は、もともとは久邇香水をつくる職人さんが、家族の手荒れをなんとかしたいと考えたことがきっかけで生まれた、花梨の種を使用した化粧品です。 肌の保湿やスキンケアとして毎日欠かせない化粧水ですが、皇室に関連するブランドということで人気があります。花梨の化粧水の口コミは久邇香水を上回る、非常に多くの書き込みがあり、全体的に高評価をつけられている人が多く、花梨の化粧水の評判や人気の高さをうかがうことができます。 久邇香水はどこで買うことができる?東京に店舗は? 久邇香水の取扱店は、残念ながらホームページなどで一覧としては公開されておりませんが直接卸しているお店はいくつかあるようです。 皇室御用達の久邇香水が買える店舗 ①京都のかづら清 創業140年以上を誇る、京都のかづら清では久邇香水の取扱があるようです。皇室にも非常にゆかりの深い古都の京都観光に行った際のお土産として、旅の思い出や記念として選んでも良さそうです。 ②表参道 バッチフラワーのお店 東京表参道にあるナチュラルなハーブなどを使用した製品を販売している、パッチフラワーレメディー専門店でも取扱があるため東京でも購入することが可能なようです。 一方、花梨の化粧水は、香水に比べるとやや取扱店が多くなっており、ロフトなどのバラエティショップなどでも気軽に購入可能です。ただ、それでも店舗が限られていて販売店が少ない分、知る人ぞ知る化粧品ということでこだわり派の方も満足できるのではないでしょうか。また、久邇香水、花梨の化粧水の公式ホームページ上から直接購入することも可能となっています。 ワンランク上のたしなみ、久邇香水を日常使いの化粧水として 久邇香水は、皇室御用達であるため日本の伝統的な上品さを感じることができる香水です。香りのエチケットを意識して、社交的な場のたしなみとして使用する古都ができます。 また、香水を使う機会がないという方にもオススメなのは花梨の化粧水です。日常的に毎日使用する化粧品だからこそ、こだわりのある皇居に関わりのあるブランドの化粧水はいかがでしょうか。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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日本庭園の管理や手入れなどを行う「庭師」。樹木の剪定をしている姿がイメージとして定着していますが、実際にはもっと多様な業務がこなせる知識と技術を持った職人、それが「庭師」なのです。気になる庭師のなり方から年収、向き不向きまで、庭師の仕事を解説していきます。 庭師とは 出典:pixabay 庭師は古くは園丁と(えんてい)呼ばれ、庭をつくる職人のことを指します。庭石、樹木、水路から芝などを含め庭を1つの空間を設計、施行することを生業にしています。庭木の生育を管理し、定期的に選定するなど管理をします。 庭師の仕事 庭師は依頼者の庭園を造り、手入れし、庭維持管理する職人です。樹木や草の特性から日当たりや水の流れなど考えて庭を作っていきます。 庭師のことを「植木屋」という言い方もありますが、これは庭師の仕事のひとつである「剪定(せんてい)」の部分のみを限定して行う職人のことであり、庭師のように庭園全体の管理や施工を総合的に請け負うことはありません。庭師は植木屋を兼ねていると言うこともできます。 剪定や管理・施工以外にも和風・洋風の庭園設計、施工のための図面作製なども庭師の仕事に含まれます。仕事が多岐にわたるため、建築など他業種の専門家とタッグを組み依頼に当たることも少なくありません。このように異業種の職人が1つの案件を共同で扱う際に現場指揮を取るのも、庭師の仕事です。 庭師の気になる年収とは 出典:pixabay 庭師の給料は日給制度になっている場合が多く、日々の日給が積み重なって月給となります。遅刻や欠勤をすればその分月給から差し引かれます。 技術職で造園会社に就職すれば、初任給は16~20万円程度になるでしょう。ボーナスは会社にもよりますが15万円以下のことが多いです。技術の程度により待遇が変わるので、経験を重ねると年収は徐々に上がります。 勤務エリアは勤務先の会社によって変わりますが、造園会社は中小企業が多く、給与水準は一般のサラリーマンより低い傾向にあります。しかし営業活動や保有する技術次第で、1千万円以上の年収を得ることも可能になっています。 庭師は住み込みで働く人も多い職業です。この場合、給料はお小遣い程度まで減ってしまいます。その代わり家賃や生活費などは全くかからず、金銭面ではそれほど苦労しません。とにかく自分の技術を磨くことに専念したい人に向いている仕事になります。 庭師のメリット・デメリット 庭師になるメリットとしては、依頼を受けた顧客に満足してもらうことによって、継続して仕事が受注できることがあります。さらに口コミでいい評判が伝わって集客つながれば、より多くの顧客を抱えることができるでしょう。 デメリットとしては、仕事のほとんどが屋外でするものであることです。雨や雪の日は作業することができないので休みになりますし、高所の作業が多くいので強風の日も仕事が制限されてしまいます。作業を予定していた日でも、悪天候なら安全面の理由から延期することになります。 庭師に向いている人・向いていない人 出典:pixabay 庭師には確かな知識と技術が求められますが、一番大事なことは体力です。夏は炎天下で、冬は極寒の環境下で作業をしなければなりません。また、天候に負けず作業をする根気も必要になります。 岩や枝など重いものを運ぶ作業は日常茶飯事で、そうした肉体労働に耐えられる人が庭師として働くことができます。もちろん初めから筋力や体力を備えている人のほうが少ないので、そうした力は入職後につければ大丈夫です。 そして何よりも、当面つらくても頑張れる根性が大事です。庭師は一定の需要があり、特に若い方は引く手あまたです。 しかしどれだけ需要があっても、植物にアレルギーある人や花粉症の人にとっては庭師はつらい仕事になるでしょう。高いところにも登るので、高所恐怖症の人には向きません。 上記に挙げたとおり、庭師にとって体力はとても重要視される点といえます。このことからも考えられるように、庭師という職業は女性より男性の方が多いという印象が強いでしょう。 しかし、日本でも女性の庭師さんが活躍しているのです。女性庭師さんが所属している「株式会社花蝶園」を紹介します。 【株式会社花蝶園】 住所:埼玉県日高市下鹿山200-3 アクセス:JR川越線「武蔵高萩駅」より徒歩14分 URL:http://kt-en.com/
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「彼女の強い意志は、まるで自身の中に金科玉条を持っているかのようだった」 このように使われる金科玉条(きんかぎょくじょう)という言葉を知っていますか。 四文字熟語の一種ですが、あまり使われることもなく、字を見ても意味が想像しづらい言葉の一つです。ここでは金科玉条の意味やその由来、類語対義語など詳しく紹介していきます。 金科玉条の意味 金科玉条は、絶対に守らなければいけない規則やルール、それ以外にも信念等を表現した言葉です。それぞれの漢字に意味があり、金と玉は金塊や宝石などの宝物を表しておりそれだけ大切、重要なという意味が込められています。 そして科と条には法律や条約といった破ってはならない大切な決まりという意味があります。つまり金塊のように大切な決まりごとというのが金科玉条の意味となります。 本来は真面目な人や意思が強い人を褒める場面などで使われる言葉ですが、一方で決まりごとにとらわれて融通がきかないような人にも使われる場合があります。この様に金科玉条は色々な意味が込められている言葉でもあります。 この言葉が出た時にすぐに意味が理解できるようにしておくことで円滑に物事を進められる場合もありますので、覚えておいて損はありません。 金科玉条の由来 金科玉条の由来はとても古く、中国南北朝時代に昭明太子が残した文選という書物が由来だと言われています。 日本に伝わったのは奈良時代、このように金科玉条はとても昔から使われてきた言葉だったのです。この時代の金や玉、宝石などはとても貴重なものです。 それほどまでに大切な規則はこの時代から存在していたということが伺えます。 由来では規則が元になっていますが、現代ではそれだけなく信念や誰かの言葉などに金科玉条が使われることもあります。 金科玉条の例文 金科玉条という言葉は学校や会社など規則があるような場面でよく使われる言葉です。 どのように使われるか例文で見ていきましょう。 「上司からその資料を金科玉条にするようにと言われた」 このように使いやすいのはビジネス面です。 その資料がどれだけ大切なものかを伝えるという場面で使われています。人が集まるような場所には必ず規則などが存在しています。そういった場ではよく使われる言葉です。もう一つの例文を見てみましょう。 「部長は就業規則を金科玉条のように守るので、一部の社員からは融通の効かない頭の固い人物だと思われている」 このように人物像を表す場合に使われることもあります。その場合は真面目ないい人という意味合いから、例文のように融通の効かない人といった意味まで、良い意味とも悪い意味ともとれる言葉になります。 周りの言葉からどちらを表現しているのか読み取れるようにしたいですね。 どの四字熟語にも、由来があります。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう