【懐かしきあの頃を思い出す】独楽(こま)の種類と起源

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世界の独楽を紹介


散歩コマ 出典:日本の独楽&世界の独楽

独楽は世界各地で、それぞれ独自に発展したものがあります。ここでは、その中でも日本ではあまり見られない少し変わった独楽を紹介しましょう。まずは、トルコの「散歩コマ」です。カラフルな配色が特徴で、街中でよく売られています。

変わっているのは、独楽と紐がくっついているというところです。そのため、投げても地面につかず、そのまま空中で回すことができます。地面につけると、まるで犬を散歩するように見えるので、その名前がつけられました。


空竹 出典:日本の独楽&世界の独楽

中国の「空竹」は、地面で回す独楽ではありません。両端が円盤状になっていて、間をくびれた砂時計のような胴が繋いでいます。二本の竹の棒を繋いだ紐をくびれに通し、片手を持ち上げて巻き込みながら落とします。

落ちきる前にもう片方を上げると、更に回転を繰り返し、少しずつ加速して安定していきます。

主に曲芸に用いられ、側面に空いた穴からは音が鳴る仕掛けにもなっています。


ベンハムのコマ 出典:日本の独楽&世界の独楽

最後に、イギリスの「ベンハムのコマ」はちょっと変わった玩具です。一見すると普通の独楽ですが、その模様が独特です。

白と黒のモノカラーで、半分は真っ黒、もう半分は同心円状に細い線が描かれています。

実は、この模様を回転させると、錯覚でさまざまな虹色が見えるようになるのです。回転する向きや速さ、明るさによっても色合いはどんどん変わっていきます。

もともとはドイツの心理学者フェヒナーが考案したものですが、それを元にイギリスのチャールズ・ベンハムが1895年に発売。大流行した玩具です。

インテリアとしても魅力的な独楽

お正月といえば、独楽回しですね。そういったイメージは、未だに私たち日本人の間では強くあります。その理由は、童謡の「お正月にはタコあげて、コマ回して遊びましょう」という歌詞があるからかもしれません。残念ながら、現在ではこれらの遊びをする子どもたちを見ることはほとんどなくなってしまいました。

しかし、一方で機械仕掛けの独楽が何年かおきにブームになるなど、今でも決して廃れてしまったというわけではありません。インテリアとしても、情緒のある独楽。もう一度、昔を思い出して飾ってみてはいかがでしょうか。

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