【本場徳島の踊り子が東京で踊る】高円寺阿波踊り祭りの魅力と2018年の日程

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高円寺の阿波踊りとは?

 高円寺阿波踊りは、現在でいうところの高円寺パル商店街振興組合に青年部が誕生したことを記念して、昭和29年から高円寺の隣町である阿佐ヶ谷で行われている七夕祭に対抗する形で、昭和32年の8月に開催されたのを最初に今回で62回目を迎える伝統あるお祭りです。

例年、全国各地から多くの観光客で賑わい、昨年の観客は100万人を超えました。主催は東京高円寺阿波おどり実行委員会とNPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会。2017年に参加連した阿波踊り連はのべ169連です。

また、同時開催として「おどれ高円寺セシオン2018(会場:セシオン杉並ホール)」および「2018座・高円寺阿波踊り(会場:座・高円寺ホール1)」が行われます。 

高円寺阿波踊りの日程・時間・アクセス・桟敷席

2018年の開催時期は8月25日(土)、26日(日)の2日間で少雨決行です。開催時間は午後5時から午後8時で会場が高円寺商店街および高南通りの8演舞場となっています。お祭り会場の最寄り駅は、JR高円寺駅または東京メトロ丸ノ内線の新高円寺駅となっています。

なお、高円寺阿波踊り祭りでは、駐車場は特に用意されていませんので、近くにある民営駐車場を利用しましょう。また、高円寺阿波踊りには桟敷席が用意されておりません。ただし、1口6,000円の協賛金を払う形で座席が確保できますので、もし席を確保したい場合は検討すべきです。 

高円寺阿波踊りの魅力

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高円寺の阿波踊りの魅力といえば、なんといっても阿波踊り発祥の地と徳島から本場の踊り子たちが参加するところです。それに加えて、個性豊かな地元の連による阿波踊りも非常に見応えがあり、例年全国から多くの観光客から人気を集めています。 

阿波踊りの連について

阿波踊りでは各踊り子が所属するグループの事を「連」といいます。本場徳島には1000もの連と10万の踊り子がいるといわれています。連は踊り子と鳴物で構成され1つの連は30~500人程度の踊り子で構成されています。

連の中には、歴史と人気がある連があり、この連のことを「有名連」と呼びます。高円寺の阿波踊りでも、有名連は数多く参加しています。 躍動感が特徴的な飛鳥連や、徳島「平和連」の姉妹連の天狗、本場徳島に追っかけがいるほど人気な舞蝶連などが例年会場を盛り上げています。

また、連に所属しなくても、だれでも自由に阿波踊りに参加することができる「にわか連」というのもありますので、阿波踊りを見るだけでなく、踊りながら楽しむことができます。 

高円寺阿波踊りのおすすめ演舞場

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高円寺の阿波踊りはJR高円寺駅と東京メトロ高円寺駅の間に進行ルートがあるので、高円寺の街全体をお祭り会場としています。そのルートに、ひがし演舞場、中央演舞場、桃園演舞場、みなみ演舞場、純情演舞場、パル演舞場、ルック第1演舞場、ルック第2演舞場の8か所の会場を設け、各会場から連が阿波踊りを始めます。

中でも一番人気の会場は中央演舞場となっています。全8会場で唯一審査員席が設けられているので、どの連も審査員へのアピールのために阿波踊りにより一層力が入ります。連の中には、中央演舞場のみの演出を見せるところもあるので、他会場では楽しめない見所が満載です。

高円寺の阿波踊り祭りは、お祭りが開始されるとなかなか身動きが取りにくくなり、そこに時間が経つと更に人が集まりますので、子ども連れには少し不安な場合もあります。そういった場合は、ルック第1演舞場、ルック第2演舞場、パル演舞場の3会場を狙うとことをおすすめします。

今あげた3つの会場は、比較的人の流れが良いことと、道を外れると人通りが少ないので、お子さんを休憩させたりできます。道幅が狭いため近くで踊り手を見ることができ、間近に阿波踊りを感じることが出来るでしょう。

また、この3演舞場は例年、見学客の人の流れも比較的良いので、混雑していても待っていると最前列で見こともできます。 

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