“縁起物”5選!贈り物にもぴったりな日本の縁起物を紹介

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日本各地にある縁起物④

六原張り子(岩手)

「六原張り子」は岩手の「さわはん工房」というところのオリジナル人形です。 岩手県花巻市産の手漉きの成島和紙を使用し、独特の裏張りで一枚一枚張り重ねて製作されています。 和紙の柔らかな質感そのままに和の趣たっぷりな作品が癒しを与えてくれます。

狐や猿、鬼、七福神、天狗などのお面は実際に被ることができたり、 他にも十二支、招き猫、ひな人形や招き猫など品数豊かに取り揃えています。 張子人形は技術の粋を駆使してアイディア豊富に作っているので、これから数が増える予定とのこと。

木彫り人形も製作していて伝統芸能用など注文を受け付けているそうです。 七福神や招き猫や縁起物として人気ですし、十二支をその年ごとに同じ物を揃えて縁起物とする人も多いので、良い縁を担ぎたい人は注目したい店です。

日本各地にある縁起物⑤

宮島のしゃもじ(広島)


出典:写真AC

「宮島に行ってきたよ」と手渡されるお土産の中で一番多く手渡される物といったら、厳島神社の「宮島杓子(みやじましゃもじ)」かもしれません。

本来「杓子」は「しゃくし」と読み、ご飯や汁物をよそう用途に使われ、「杓文字」と書かれた「しゃもじ」の方が特にご飯をよそうもの、とされているのですが、 宮島ではご飯をよそう「しゃもじ」のことを「杓子」と呼んでいるそうです。

言い伝えには1800年頃(寛政頃)ある寺の僧が夜に見た弁財天の夢で、弁財天が持っていた琵琶の形の美しい線から思いついた杓子を、山の神木を使って作ることを島民に教え広めたとあります。

やがて宮島は木製の杓子の有名な産地となりました。 ご飯を抄い取る、飯取るというところから「敵を飯取る」となり、幸運や勝利、福を招く縁起物として広く知られています。

縁起物を手にとって幸運を呼び寄せよう!

日本全国に散らばる「縁起物」の数々。苦難を乗り越えてより良い生活や人生を手に入れられるように、との真摯な祈りが形になったのが「縁起物」です。

その「縁起物」が作られた背景を知り、「縁起物」を手にとってみるだけでも、不運を払い幸運を呼び寄せる運気を感じられるのではないでしょうか。

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