【熱気球の国際競技大会】バルーンフェスタの2018年日程や見どころ

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バルーンフェスタとは

バルーンフェスタは佐賀県佐賀市で年一回秋に開催される、熱気球の国際競技大会です。正式名称を「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」といいます。佐賀平野を流れる嘉瀬川河川敷の上空に、多くのカラフルな熱気球が浮かび、水面に映るさまは正に壮観です。

スポーツの大会としてもアジア最大級のものですが、スポーツの枠を超えて、九州でも屈指の、観客の目を楽しませる大型イベントとして認知されています。バルーンフェスタはインスタ映えするフォトジェニックな催しでもあって、毎年80~90万人程度の集客があり、地元への経済効果も大変大きなイベントです。

嘉瀬川沿い、東側の細長い地域がメイン会場です。さらに競技によっては会場外の田んぼに熱気球が着陸することもあります。会場だけでなく、佐賀市内と周辺の広い地域から、競技の模様を眺めることができます。

バルーンフェスタ 2018年の日程・アクセス


出典:写真AC

2018年のバルーンフェスタは、11月1日(水)から11月5日(日)の5日間に渡って開催されます。11月3日は文化の日ですので、後半は三連休に掛かります。11月2日はキッズデーとなっており、地元の幼稚園・保育園から園児が多数呼ばれイベントに参加します。

最終日の11月5日には、大いに盛り上がる「キー・グラブ・レース」が開催されます。「キー・グラブ・レース」では、観客の目の前を大型の気球が飛びます。これは柱につるされた鍵の模型を、搭乗者が手で掴むスリリングな競技です。

会場へのアクセスですが、JR長崎本線に臨時駅「バルーンさが」が、会場そばの嘉瀬川河川敷にオープンしますので、この駅を使うのが大変便利です。駅は大変混雑しますのでご注意を。

その他、お車のアクセスのため、周辺には臨時駐車場が多数オープンします。多くのバスも佐賀市内から走ります。会場では入場料を徴収せず、無料で楽しめるのも嬉しいですね。

バルーンフェスタの歴史


出典:写真AC

福岡県甘木市でひっそりと始まったバルーンフェスタは、3年後の1980年に現在の佐賀市に移りました。佐賀平野には、気球競技に最適な風が吹くとのことです。当時の参加機は14、観客動員は3万人でした。

1989年に、バルーンフェスタは熱気球の世界選手権として実施され、これが転機となりました。参加機が132、観客動員117万人の超ビッグイベントに成長したのです。その後世界選手権は2度おこなわれています。

バルーンフェスタの特徴・見どころ


出典:写真AC

熱気球というスポーツがわからなくても気にする必要はありません。カラフルな気球が徐々に膨らんで立ち上がり、空に浮かんでいく姿には誰でも圧倒されることでしょう。競技は早朝7時から始まりますので、その前から会場もオープンしています。

朝は風も安定していており、競技の中止も少ないために大変お勧めです。競技がイベントのメインですが、他にも数多くの催し物が用意されています。子供の喜ぶ、バルーンファンタジアでは、パンダやアニメキャラ、スターウォーズの登場人物などがふわふわ空を泳ぎます。

それから世界の一流ライダーが集まりデモンストレーションを見せるホンダトライアルバイクショー。日本夜景遺産に登録される「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」(夜間係留)、それからイベントステージや物産展の「うまかもん市場」などです。

イベントステージでは、ライブやトークショーなどが開かれ、2017年には「中村あゆみ&はなわ」「中越典子」などのタレントさんも来場しました。熱気球を夜間に係留し、バンド生演奏に合わせてバーナーの炎を灯す「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」は、大変幻想的で、最後には花火も打ちあがります。

そしてバルーンフェスタの開催中、地元の子供たちは、チームカード・バッジなどをくれるチームがあるため会場外の田んぼに着陸する熱気球を目指して自転車で駆け付けます。

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