「土壇場(どたんば)」の意味や使い方|斬首刑を行う場所の名称だった言葉

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土壇場の類義語・対義語


出典:写真AC

「土壇場」の類義語としては、「瀬戸際」「土俵際」などがあります。「土壇場」と同じく、「瀬戸際に立たされる」「土俵際に立たされる」などと用いられます。また、「瀬戸際で勝負がひっくり返る」「土俵際で勝負がひっくり返る」などとも用いられます。 

一方の対義語は、あまり知られていません。というのも、土壇場が「ピンチの場面」「決着の場面」の意味を持ちますので、その対となるのは「普通の場面」だからでしょう。わざわざ言葉にする必要がないのかもしれませんね。  

土壇場から学ぶ

いかがでしょうか。土壇場でこそその人の真価が問われます。人生においては誰しも、「土壇場」に立たされる事が少なからずあります。精神的に追いつめられ、厳しい決断を迫られる瞬間です。もちろん、責任を放棄して土壇場で逃げ出す人もいます。

また、土壇場に立たされていることに気づかぬ振りをして、現実逃避をする人もいます。しかし、「土壇場で勝負がひっくり返ること」も、「土壇場で最高の力を発揮して良い結果を出す」人もいるわけです。

土壇場とは厳しい状況です。しかし、それと同時に、その人の真価が問われる場でもあります。ですから、ぜひ土壇場で力を発揮できる人間でありたいものですね。

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