「金科玉条(きんかぎょくじょう)」の意味と由来|お金は関係ありません

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金科玉条の類義語・対義語

金科玉条の類義語は「承詔必謹」(しょうしょうひっきん)になります。聖徳太子が残した言葉であり、詔を承認して謹んで必ず実行すること、という意味があります。

ここでいう詔とは当時の天皇のお言葉であったと言われています。天皇の言葉は絶対の規則であり破ってはいけないという意味合いが込められている言葉です。

そして金科玉条と同じく中国由来の四文字熟語として、「泣斬馬謖」(きゅうざんばしょく)という言葉があります。規則を破ってしまった馬謖を私情を挟まず規則通り、処罰しながらも涙した諸葛孔明の言葉です。それほどまでに規則は大切だということを説いた言葉になっています。

一方で対義語は「問屋の只今」があります。返事だけはよく、規則や期限を守らない人のことを表した言葉です。とんやと読めますが、このことわざではといやと読みます。

金科玉条に学ぶ

金科玉条の言葉の意味を紹介しました。この言葉が生まれた時代にはすでに守るべき規則や条約がたくさんあったのでしょう。

難しい言葉ですが、金科玉条は社会人になれば一度は聞く機会があるような言葉です。その時にしっかりと意味を理解するためにも知識を深めておきましょう。

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