「捲土重来(けんどちょうらい)」の意味や由来|例文も紹介

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捲土重来の類義語・対義語

捲土重来の類義語としてよく利用されるのが起死回生になります。起死回生の場合は危機的な状態から巻き返すという意味になるため、敗北や失敗が前提になるとは限らないのが特徴になります。

対義語になるのが再起不能で、巻き返しの余地自体がなく、二度と行動できない状態を指すことになります。

一蹶不振(いっけつふしん)という言葉もあり、こちらは一度躓くと立ち直れない、再起の機会がないという意味になります。

捲土重来から学ぶ


出典:写真AC

捲土重来は失敗や敗北の恥を忍んで耐え、力をつけて巻き返すことを意味しています。失敗や敗北で諦めるのではなく、再びチャレンジすることの大切さを説く言葉でもあるのです。

失敗をバネにして飛躍を目指す、あるいは期待するという意味で使われることも多く、使った人の期待の大きさなどがわかる言葉でもあります。

どのような立場で誰に使うかが重要な言葉でもあり、内容によっては強い激励の言葉になってくれるのです。ただし、立場が近すぎる人間に使うと誤解を招きかねないため、より平易な言葉にするなど工夫も必要になります。

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