「質実剛健(しつじつごうけん)」の意味と使い方|明治天皇由来が?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

質実剛健の類義語・対義語

ではこの質実剛健と言う言葉に似た言葉はどんなものがあるのでしょうか。

質実剛健ではなく、剛健質実と文字を逆に並べることで同じ意味を持たせているものもありますし、聡明剛毅という言葉もよく使われます。どちらも同じ意味を持つ言葉として一般的に使われます。

では反対の意味を持つ言葉はどんな物があるのでしょうか。

巧言令色という言葉や奢侈文弱という言葉をお聞きになったことはありませんか?どちらも言葉巧みに表現し、上っ面だけで中身がないという表現で使われます。

質実剛健に学ぶ


出典:ぱくたそ

何気なく使われている質実剛健という言葉を調べてみると様々な事がわかってきますね。

明治維新から150年を迎えた日本ですが、それから日本は様々な発展を遂げて今の姿があります。しかし、そうしている間にも世界経済は動き変化の動きが止まりません。

昨今はガラパゴス化した日本と言われ、様々な分野で世界経済大国のナンバーワンの地位からいつからか遅れを取ってしまっています。再度自分たちのポテンシャルに目を向け、日本の国が世界の中でどのように勝ち残っていけるのか、貢献していくことができるのかを考える時にきているのではないでしょうか。

明治維新後の政府が発布した詔書を由来とする「質実剛健」の本質を、見直してもう一度チャンレンジャー精神で世界へ挑んでいく時期に来ているのかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連するキーワードから探す