醬油麴を家でも食べよう!人に優しい効果もある醬油麴の作り方

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醤油麹とは、醤油の中で米の麹を漬けて作られる発酵食品および発酵調味料の1つです。米麹を醤油に漬けることで熟成され、さらに発酵させて作られた発酵調味料です。

醤油麹はしょうゆ糀とも呼ばれています。醤油麹の特徴はうまみ成分のグルタミン酸が、豊富に含まれているということです。醤油麹のグルタミン酸の含有量は、同じく発酵食品である塩麹と比べてもおよそ10倍もの量が含まれています。大豆から作られている醤油なので、大豆のうまみ成分が含まれています。よって、塩麹よりもうまみが強く出ているのが特徴となっています。

では、そんな醤油麹の作り方や魅力について紹介していきます。

醤油麹の効果


出典:写真AC

醤油麹の効果はいくつかあります。

1つ目の醤油麹の効果は、減塩効果です。同じ量の醤油と比べた場合、塩分が低いのは醤油麹です。 日常の料理において、気づかないうちに塩分が高くなりがちなので、醤油麹の減塩効果は非常に嬉しい効果です。

2つ目の効果は、疲労回復効果です。醤油麹独特の香りや醤油麹に含まれるビタミンB1、B2、パントテン酸がエネルギー代謝や疲労回復に効果があります。

このように醤油麹は、嬉しい効果が期待できます。醬油麴は、家庭で美味しく手作りできます。誰にでもできる難しくない作り方で、市販品よりもはるかに美味しい醤油麹が作れます。

醤油麹の材料


出典:写真AC

醤油麹の作り方を紹介する前に、まずは醤油麹の材料について説明していきます。醤油麹の材料は主に2種類です。

1つ目の材料は名前の通り、醤油です。醤油はどこの家庭にもある、普段使用しているものでかまいません。

2つ目の材料は米麹です。米麹は、白米麹でも玄米麹でもどちらも使用できます。白米麹は全国的に普及しているので手に入りやすいといえるでしょう。白米麹は甘味が強いのが特徴の米麹なので、子供でも食べやすいのが特徴です。 玄米麹は白米麹と比べると普及率が高くないので珍しい米麹といえるでしょう。玄米麹は白米麹にはない個性的な味わいや香りが特徴的です。

自分好みの麹を選んで、次に紹介する醤油麹の作り方を実践してみるのもおすすめです。

醤油麹の作り方

醤油麹の作り方は非常に簡単です。ここでは先述した通りのたった2つの材料で出来る醤油麹の作り方をご紹介します。

まず、醤油麹を入れるタッパーや入れ物、コンテナを用意します。その入れ物に、同量の醤油と米麹を入れます。

次に、2つの材料を混ぜ合わせます。醤油と米麹がそれぞれ同量になるように、しっかり計量するのがポイントです。 ほかに、混ぜ合わせる時にしっかりと空気に触れさせるように混ぜるのもポイントです。空気に触れさせることで、醤油麹の発酵を全体に行き渡らせることができます。

次に、仕込みが終わったら、醤油麹を常温で1週間ほど保管します。とろみが出てきたら食べごろです。

このような簡単な作り方で、本当にできるのか不安な方もいるかもしれませんが、みなさんも是非、自宅で簡単にできる醤油麹の作り方を試してみてください。

郷土料理、作りませんか。

醤油麹の使い方


出典:写真AC

前述の醤油麹の作り方を覚えたら、醤油麹の使い方を紹介していきます。醤油麹の使い方は様々で万能調味料としてあらゆる料理に利用することができます。

醤油麹の使い方として、醤油麹を使った唐揚げをご紹介します。鶏むね肉を醤油麹で漬け込むことで、米麹の酵素パワーで鶏むね肉が柔らかくなります。また、醤油麹のうまみ成分が唐揚げにうまく溶け込み、一口食べると豊かなうまみが口の中いっぱいに広がります。

その他にも醤油麹は、万能調味料として利用できます。色んな料理に試してみることで、レパートリーが広がり新しい発見ができるのでおすすめです。

醤油麹の魅力

醤油麹の魅力は、2種類の材料で簡単に出来るシンプルな作り方や、あらゆる料理に利用できる万能さにあります。発酵食品としても優秀な醤油麹を、毎日の食卓に取り入れることで、より健康的な食生活を送ることができます。なによりも醤油麹の美味しさを一度味わったら、やみつきになること間違いなしです。

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