「一世風靡(いっせいふうび)」の意味と由来|対義語や例文も紹介

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一世風靡の類義語・対義語


出典:ぱくたそ

一世風靡の類語としては、一般的な流行よりも規模が大きい流行を意味する「社会現象」や「爆発的人気となる」、「時代の寵児」「時の人」などが挙げられます。

一方、反対の意味を表す言葉というのはほとんどありません。

全く人気が出ない不人気を表す言葉は、一時期だけ爆発的に人気が出たという意味の反対の言葉としては当てはまりません。また、常に人気がある「定番」や「殿堂入り」といった言葉も、一定期間爆発的に人気が出た一世風靡という言葉の反対とは言い難いでしょう。

一世風靡に学ぶ

一世風靡という言葉は、人が流行の波に乗るときには、まさに一度の風で草木がなびくようにあっという間に人気になるという現象を端的に表しています。

また、そのように爆発的に人気が出た場合には、一時代を築くことはあっても、やがて他の流行に取って替わられていくということも意味しています。爆発的な流行とまでいかなくても、一定の人気を保つ方が安定した状態になりやすいということが読み取れますね。

しかし、そのように一世を風靡した人物や物事は、流行が過ぎ去っても思い出として多くの人の記憶に残っていることもまた事実なのでしょう。

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