【松竹梅ってどんな順番?】松竹梅で格付けする理由を徹底解説!

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松竹梅(しょうちくばい)というと、お祝い事や品物などで等級を表す際に用いられているイメージがありますよね。懐石料理や祝いの席、お寿司屋さんのコースなどは松、竹、梅に分かれ、それぞれ値段や内容が異なります。

では、この松竹梅の順番や意味、由来をご存知でしょうか?今回は松竹梅をご紹介していきます。

「松竹梅」ってどういう順番?


出典:写真AC

日々の暮らしの中で、様々な格付けや意味付けを持った言葉が存在します。

「松竹梅」もその一つで、一般的には格付けの言葉として日本人の生活に馴染んできました。私達の生活の中で「松竹梅」は、商品やサービスの格付けを示すものとして使用されています。

一般的には松が最高級とされ、中堅ランクが竹、そしてそれより下の格付けが梅としてランク分けがされてきました。

しかし、この言葉の由来を紐解くと、松も竹も梅のそれぞれが同列に扱われている意味合いを持ち、本来の意味は私達が暮らしの中で使用しているランク付けとしての松竹梅とは少し違ったものになりそうです。

なぜ松竹梅なのか?

出典:写真AC

松竹梅の由来は北宋時代の中国にあります。北宋の文人、文同とその従妹の蘇軾(そしょく)の間で、同時の知識人の嗜みや遊びとして水墨画に書を組み合わせた墨戯という技法が好まれ流行りました。

この墨戯のモチーフとして使われていたのが、四君子と言われる梅、蘭、菊、松等でした。

また冬でも常緑である松や竹、そして冬でも花を咲かせる梅を取り上げることも多くなりました。そして、宋代より始まった中国の文人画で好まれる画題のひとつである、歳寒三友(さいかんのさんゆう)のモチーフとして好まれました。

松竹梅の順番は、日本で吉祥(=めでたいこと)の象徴となった年代の順番を表しています。

【松】
平安時代(794~1185)に吉祥の象徴となります。

松は千年もの寿命があり、一年中葉の色が変わらないことから「常盤木(ときわぎ)」と呼ばれ、縁起の良いものとされてきました。また、中国では長寿延命の木とされています。

松は高潔・節操・清純等の象徴とされていたため、絵画や器物などにもこれらのモチーフは多様化して生活に根ざしていきます。

【竹】
室町時代(1336~1573)に吉祥の象徴となります。

竹は約3か月ほどで親と同じ大きさまで成長するほど、生命力を持った植物です。また、一年中枯れることがなく、どんどん新芽を出していきます。そこから子孫繁栄の象徴とされました。

【梅】
江戸時代(1603~1868)に吉祥の象徴となります。

菅原道真が愛したことでも有名な梅は、厳しい寒さの中でも、一番に春の知らせを伝えてくれる植物なことから、繁栄や、気高さ、長寿の象徴とされています。

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