類義語としては未曾有とか前代未聞という言葉になります。ただし、この二つは今後もないだろうという意味がないので、どちらかといいますとこれまでなかったこと、という部分が強調されている言葉となります。
もう一つとしては超然絶後というのがあります。こちらは空前絶後と同じ意味といえます。
対義語として、平凡陳腐などがよく使われることになります。この四字熟語はどこにでもある「普通のもの」「凡なるもの」という意味になります。
空前絶後に学ぶ
空前絶後の意味は今までなく、これからもない、というようなことであり、まさに偉大な業績や事柄に対して使えるわけです。ここから学べることは、絶後かどうかわからなくても実際には使われていますし、それは不思議なことではないということです。
その時に偉大なこと、凄いことであるのであれば、それは賞されることであるということです。今後ないことなどはわからないのです。
しかし、多少大げさでも空前絶後といった言葉を使うことを憚る必要性などないのです。
特に人を賞する、評するときに使われた言葉が由来なのですから、賞賛の言葉としては最適といえます。
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