言語道断の類義語・対義語
出典:ぱくたそ
「言語道断」の意味や由来、そして使い方について紹介してきましたが、「言語道断」の類義語・対義語がどんなものがあるのか紹介していきたいと思います。
「言語道断」の類義語として、「沙汰の限り」などがあります。例文「人に罪を負わせることは沙汰の限りだ」のように「言語道断」の使い方と同じ、「有り得ない、許しがたい」と強く否定しなければならない行いやシチュエーションの時に使用するのが正しいとされています。
逆に「言語道断」の対義語として、明確な四字熟語や言葉がないですが、「言語道断」の意味である「有り得ない、許しがたい」から考えてみれば、「許容」がしっくりくるのではないでしょうか。
言語道断に学ぶ
今回、「言語道断」の意味や使い方についてご紹介してきましたが、いかがでしょうか?
正しく理解することが出来ましたでしょうか?普段耳にする機会が多いが、しっかり意味や使い方を知っているかというと自信もって言うことが出来るか微妙な言葉ってありますよね。「言語道断」もその一つではないでしょうか。
「有り得ない、許しがたい」と強く否定の意味を表す場合やシチュエーションで使うのが正しいのが「言語道断」です。
「言語道断」は強く否定する時に使用する四字熟語であることから、実際に使用する時は十分に気を付けなければならない言葉です。
100人中100人が有り得ない、許しがたいと感じるような場合やシチュエーションである際には使用することは適切な表現ですが、人によっては自分自身の物差しで使用してしまい、人から反感や嫌悪感を持たれてしまうことが多いので、使用する際には十分に気を付けてみることが大切です。
現在では、「言語道断」はマイナスの意味として広く使われることがありますが、本来は言いようが無いほど立派であるというプラスの意味を表す四字熟語です。こういう本来の意味から転じて逆の意味に変化した言葉が他にもあると思いますので、ぜひ普段から四字熟語などの由来を調べてみてはいかがでしょうか。