気になる曲げわっぱの弁当箱の耐久性
木製の曲げわっぱの弁当箱は、それほど長期的には使い続けられないという印象を持たれがちです。
しかし、実際には何の塗装をしていない白木を使ったものでも5年以上使うことができます。ウレタン塗装された曲げわっぱの場合は、手入れ次第では10年もの間使い続けることが可能です。
天然の漆を塗った曲げわっぱの耐久性は圧倒的に長く、漆を塗りなおしてきちんとメンテナンスを怠らなければ、100年でも使えるほど丈夫なのです。
天然漆のメンテナンスというと、コストもそれなりにかかりますが、自然のものにしか出せない奥行きのある風合いは、ぜひ持っておきたい品物です。
曲げわっぱの弁当箱は”美味しさ”の引き立て役
曲げわっぱの弁当箱は、どのような料理に合わせても主張しすぎず、それらの存在感や魅力を向上させるシンプルなデザインや色合いが魅力です。
また、曲げわっぱの弁当箱を使うようになり、食事がおいしくなったという声も聞かれます。天然の素材を使用しているため、材料であるスギやヒノキの香りが中身にほのかに移り、食欲を増やしていくのです。
盛りつけたときの茶色の弁当箱は、主役を引き立てる脇役に徹しており、基本は水で洗い、自然乾燥するだけというシンプルな使い方です。
毎日の習慣に組み込めば、特に不自由なく曲げわっぱの弁当箱を使い続けられるでしょう。殺菌力の高さや、職人の手作業というプレミア感など、使っていて楽しくなる弁当箱です。