富士山の美しさを和菓子で味わう、静岡の定番土産「田子の月」

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田子の月とは静岡県富士市に本店をかまえるお菓子の専門店です。

田子の月という名前の由来は、田子の浦に流れる沼川に映る月からとったものです。唯称寺というお寺の境内の小さな屋台で、最中(もなか)を売ったのが始まりです。

それからコツコツと店舗や定番お菓子を増やして今にいたります。1952年の創業から60年以上の間、地元の方々に愛され続けるお菓子会社となっています。


出典:田子の月

創業当時から変わらない最中や季節の生菓子など、数多くのベストセラーをもつ静岡県の定番土産ともなっています。

田子の月で作るお菓子は、素材にこだわったものばかりで、全国から取り寄せた厳選された材料と、富士山から湧き出た良質な水を使います。

使用するあんこは、お菓子によって作り方や味を変えているそうです。余計なものが入っていないため、賞味期限は少し短めですが、添加物が少ないため、自然で素朴な素材本来の味を安全に楽しめます。

お店は静岡県内に19店舗があり、オンラインでも注文を受付中。公式サイトやネット通販からでも様々なお菓子が手に入りますよ。

田子の月最中


出典:田子の月

「田子の月最中」は創業当時からの田子の月の看板商品です。北海道産の十勝小豆を使用し、パリッと焼き上げた皮が魅力で大人から子供にまで大人気の最中です。

田子の月最中は、静岡の特産品である静岡茶はもちろん、コーヒーにもよくあります。そのまま食べても美味しいのですが、オーブンで熱し、焼き立てのようなパリパリ感を味わうのもおすすめです。

田子の月最中の種類は3つ。オーソドックスなこしあんから餅入り、白あんまで様々な味を楽しめます。

パッケージは創業当時と同じものです。松竹梅と富士山があしらわれた大変縁起のよいものなので、お祝いとしても最適です。

田子の月「富士山頂」


出典:田子の月

日本の象徴として親しまれてきた富士山。

富士山頂は、その名の通り富士山を型どったお菓子です。それまで和菓子のみを扱ってきた田子の月が、初めて洋菓子に挑戦したお菓子です。

田子の月の創業三十周年記念に作られて以来、定番として親しまれています。山の形をしたスポンジの中に、カスタードクリームがトロリと溢れるのが魅力です。表面には、降り積もる新雪のような真っ白なホワイトチョコレートがコーティングされています。

てっぺんにあるコーヒー味のチョコは、開発当時に富士山の山頂にあった測候所を模しています。

水や原材料の配合には高いこだわりがあります。クリームは静岡の牛乳と上質な生クリームを使用した特別なものを使用。卵をふんだんに使ったスポンジは、密閉したパッケージでフワフワ感を保ちます。

お皿の上に乗せれば本当に小さな富士山のようです。富士山のお膝元である静岡県ならではのお菓子です。

田子の月「湧水もなか」


出典:田子の月

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