【祭りを彩る楽器の音色】「祭囃子」の魅力と歴史

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日本三大祭囃子

ここまで祭囃子がどのようなものであるかについて掘り下げてきました。

ここでは祭囃子のなかでも有名な、日本三大祭囃子に選ばれている神田囃子・京都祇園囃子・佐原囃子について紹介していきたいと思います。

神田囃子

出典:写真AC

まず神田囃子ですが、神田囃子は東京都の無形文化財に指定されています。特徴としては、「切り囃子」という何曲かを続けて演奏する演奏法にあります。

大体の切り囃子の流れとしては「屋台」・「昇殿」・「鎌倉」・「4丁目」・「屋台(あがりやたい)」の5曲を1曲15分ずつ演奏していきます。また4曲目の4丁目はジャズを取り入れたユニークなサウンドとなっています。

京都祇園囃子

出典:写真AC

京都祇園囃子の特徴はなんといっても90人近くの演奏者が入れ替わり鉾の上から演奏する豪華絢爛さです。また鉦(かね)の「コンチキチン」という音色も印象的です。

佐原囃子

出典:写真AC

佐原囃子の特徴は江戸文化の影響を大いに受けていることです。また曲目も何十とありそれらの曲目の曲調は役物・段物・端物の3つに分けられます。

祭囃子で祭りの風情を

祭囃子について歴史や楽器などいくつかご紹介してきました。

お祭りに行かれた際は、夏の風情をぜひ祭囃子を聞いて味わってみてください。祭囃子はお祭りに欠かせない大切なものです。

 

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