タケフナイフビレッジでは、キーホルダーやペーパーナイフ、包丁といった刃物を実際に作る体験教室が存在します。
事前の予約が必須になっているだけではなく、包丁などの刃物を作る場合は18歳以上のであることが求められます。
キーホルダーやペーパーナイフは小学4年生から申し込めることから、ファミリー層にも人気です。
所要時間はキーホルダーで40分、ペーパーナイフは1時間半で、実際に金属を叩いて伸ばし、鍛える工程なども含まれています。料金はキーホルダーで600円、ペーパーナイフで1,000円と割安に設定されています。
本格的な包丁を作る場合は3時程度の時間がかかるだけでなく、材料費も5,000円から7,000円までの材料費が必要です。
最も本格的なコースは平日限定の切り出しコースです。火造りの鍛造ができるのが醍醐味で、刀火事のように金属を鍛えて伸ばす体験ができます。
料金は15000円となっているものの、火作り鍛造が体験できる場所自体が希少なため、人気のコースの一つにもなっています。
体験教室で作ったものはその日に持ちかえることが可能で、刃を整えた上で受け取ることができます。
タケフナイフビレッジの初打ち
タケフナイフビレッジでは、初打ちの公開を行っています。
初打ちとは古式鍛錬の伝統技法で、元旦から火をおこし、熱した鋼を叩いて刃物を作る儀式になります。元旦午前0時から開始される、年に一度の伝統行事になっているのです。
時間が限られるため、事前に問い合わせてから向かうのが基本で、初打ちが終わった後にタケフナイフビレッジに行っても営業が行われていないことに注意が必要です。
伝統技法で刃物を作る場を見ることはほとんどできないため、日本の伝統に触れられる貴重な機会にもなっています。
タケフナイフビレッジの魅力
出典：写真AC
タケフナイフビレッジは、越前刃物の歴史と技術に触れられる希少な場所になっています。
文化を伝えるための活動にも積極的で、体験教室や初打ちなどで昔から伝わる技術に触れることができます。
伝統技法を生かしながら現代的に進化した包丁やアウトドア用のナイフを購入できるのも魅力の一つで、体験教室と合わせて人気になっているのです。
タケフナイフビレッジの包丁は非常に人気が高く、ステータス性が高いアイテムの一つにもなっています。
ぜひ一度足を運んでみてください。
