木地師の仕事を紹介|気になる将来性やなり方は?

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木地師とは

木地師とは木工品を作る職人であり、轆轤(ろくろ)を用いて、椀や盆などを作ります。別名で轆轤師とも呼ばれることもあります。

主として、木材が豊富である地域に、木地師が集まる集落がありました。轆轤に固定させて木を削っていき、目的とするものの形に整えていくという作業をします。

木地師の仕事

木地師の主な仕事は、昔も今も日用品となるものの加工になります。

通常は椀や盆、時に壺なども生産しています。一つ一つ手作りになるので、大量生産ができるような生産体制ではないのですが、木の温かみがある製品を作ることにやりがいを感じる人は多いです。

削る木は、伐採してきたものを使っても乾いておらず、ヒビが入ることは間違いないので乾燥させてから、ということになります。期間にして早くて3ヶ月、木によっては数年乾燥させてから使用されることもあります。

当然、その木の種類によって加工の難易度なども違い、そこが木地師の腕の見せ所ということになります。基本的には同じようなものを作るわけですが、やはり職人によって細かくできふできが出て来るものであり、そこがある意味では仕事の魅力であるともいえる部分となっています。

木地師の年収

木地師の年収は人によって違いますが、決して高給ではありません。

しかし、会社に勤めているのであれば、一般的な平均年収ほどは稼ぐことができます。

勤務体系としては、会社に所属する場合、普通のサラリーマンと同じような労働時間となるでしょう。福利厚生も会社組織に属して、労働時間が正規雇用並みであれば、厚生年金などに加入することはできます。

木地師のメリット、デメリット

木地師のメリットは、自分で物を作る喜びを得られることでしょう。

もう一つは木製品という形で、自分なりの美学で作られた物を世に出すことができる点です。そしてこれが一番肝心なのですが、腕があれば一生物であり、それで独立をすることも目指せる点になります。

よくない点はあるのか、といえばまずこれから拡大するような業界ではない、という一点があります。もう一つは素晴らしい腕前でもそこまで稼ぐことができないという点もそうでしょう。そして最後が木材を多く保管しておく必要があるので、仕事は基本的に森に囲まれた場所にある、ということが多い点です。

少なくとも都心部に大きく居を構えてやるような仕事ではない、ということになります。

木地師に向いている人

木地師にはどんな人が向いているのかといえば、黙々と何か作業をすることが得意な人、手先が器用な人、何かを創り、誰かに使ってもらうことに喜びを見出すことができる人になります。

向いていない性質の人といえば、地道に微調整を繰り返すような作業が嫌いな人、人とよく話し、コミュ二ケーションの中で仕事を発展させていきたい人などです。話すことがないわけではないですし、営業的なノウハウも必要にはなりますが、そちら方面が得意な人が向いている職ではないかもしれません。

木地師の将来性

将来性は、決して爆発的な発展が見込める業界ではないですが木地師の需要がなくなるわけはなく、腕次第でいくらでも売れる物を作れるようになるでしょう。

さらに言えば、今はネット販売で木地師の作ったオリジナルで、一つしかない物を求める人に直接届けることも可能です。それがワールドワイドで行える可能性もあるのです。

木地師のなり方

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