【兎角に人の世は住みにくい】あなたに贈る日本の文豪たちの名言集

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本の文豪③

芥川龍之介の名言

K555さん(@moon_tree555)がシェアした投稿

人生とは長いようで短く、人生をどう過ごすかはその人次第であり過ごし方によって良くも悪くも転ぶこともあるでしょう。それを端的に表している名言に日本の文豪の1人として知られる芥川龍之介の「侏儒の言葉」の一説があります。

「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わねば危険である。」があります。

この名言は、一箱あるマッチもたくさんあるとはいえぞんざいに使ってしまえばあっという間になくなってしまう、したがっていかに有益に使うかを考えなければいけないという意味です。

人生もマッチ箱も無限にあるのではなく有限のものであるため、使えば使うだけ無くなっていきます。そのため限られたものをいかに使うか、あるいは過ごすかが肝要になるのです。日本の文豪として名を馳せた芥川龍之介のこの名言は、人生の在り方について考えさせられるものです。

芥川龍之介の人物像

上のような人生観を持っていた芥川ですが、人物像はどのようなものなのでしょうか」。まず芥川龍之介の作品といえば、「羅生門」や「蜘蛛の糸」、そして「トロッコ」があります。芥川龍之介も他の日本の文豪同様多くの人々に読み継がれています。

芥川龍之介は、「鼻」で自分の才能を見出し評価してくれた夏目漱石を、自らの師として仰ぎ長年慕っており、夏目漱石の葬式の際には受付をつとめていたそうです。このことから同じ日本の文豪として知られる夏目漱石との親交の深さがよくわかります。

日本の文豪④

森鴎外の名言


出典:写真AC

自分の在り方がどうあればよいのか、また正しい在り方がわからない時を誰しも経験するでしょう。そんなときに道しるべとなってくれる名言が日本の文豪として知られている森鴎外の「知恵袋」に載っている言葉です。

「日の光を籍(か)りて照る大いなる月たらんよりは、自ら光を放つ小さき燈火(ともしび)たれ。」

この名言の意味は、「太陽の力を借りて光り輝く月よりも自分の力で光を灯すともしびとなりなさい」になります。誰かの威光を借りるのではなく自分自身の力で生き抜くことの大切さを説いています。

森鴎外の人物像

では、森鴎外の人物像を見ていきましょう。まず森鴎外の作品といえば、「舞姫や「阿部一族」そして「高瀬舟」があります。森鴎外は今もなお根強い人気を誇る日本の文豪として有名ですが、実際はどんな人物だったのでしょうか?

彼は軍医として勤めていた経験があり、その際にドイツ留学をして現地の女性と恋に落ちます。のちにこの現地の女性との恋がベースとなり、「舞姫」が生まれます。また当時の男性としては先進的な考えを持っており、樋口一葉や与謝野晶子など女流作家を高く評価していました。 

日本の文豪の魅力


出典:写真AC

いかがでしたか?皆さんに役立つ名言は見つかったでしょうか。

彼らの言葉は、時を超え、現代の私たちにも教訓や導きを与えてくれます。あなたも一冊、彼らの作品を手に取ってみてはいかがでしょう。意外な人生のヒントが隠されているかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連するキーワードから探す