吉水神社のご利益とは|歴史からおすすめ周辺観光スポットまで

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春爛漫、桜のシーズンに「吉水の一目千本」と言えば、説明不要の人気ぶりを誇るスポットです。吉野山の千本桜が一望できるロケーションを持つ吉水神社は重要文化財なども置かれており、歴史好きには垂涎必至の観光地。そんな吉水神社の魅力に迫ります。

吉水神社の歴史


出典:Wikimedia Commons

吉水神社は、奈良県の吉野郡に位置している神社です。その歴史は古く、白鳳年間に建設されたと言われています。ちなみに、その当時は、「吉永神社」という呼び名ではなくて、「吉水院」と呼ばれていました。

南北朝時代に後醍醐天皇が吉野に潜幸した際に、宗信法印の援護を受けて吉水院に行宮を設け、一時的な居所にしたというエピソードが歴史好きの間では有名です。後醍醐天皇が崩御した後は、後村上天皇が後醍醐天皇の像を作製して、吉水院に奉安しました。

明治時代に入ると、天皇を仏教葬式で供養をするシステムが問題視されて、「吉水院」から「吉水神社」に改名する案が提案されました。そして、明治8年の2月25日に、現在の名称である吉水神社に改称されたのです。

吉水神社は日本最古の書院建築


出典:Wikimedia Commons

吉水神社は、日本最古の書院建築として、国の重要文化財に指定されています。そんな背景もあって、吉水神社の中には、たくさんの文化財が所蔵・展示されているのです。

展示物で特に有名なのは、御醍醐天皇御物、義経が着用していた鎧、豊臣秀吉が愛用していた金屏風などです。これらの貴重な展示物は、手を伸ばせば触れるぐらいの距離に展示されているので驚きです。重要な文化財を心ゆくまでじっくり鑑賞できますよ。

吉水神社の御利益

吉水神社の御利益で有名なのは「縁結び」です。その背景にあるのは、「義経と静の大恋愛」です。この場所と2人ちなんだ、次のような有名な歌があります。

「吉野山峯の白雪踏み分けて入りにし人の跡ぞ恋しき」。

これは、義経と静御前の恋物語を歌った歌です。吉水神社ではこの歌にちなみ、お守りやおみくじを販売しています。お守りは2種類用意されていて、「桜花まもり500円」と「えんむすび守500円」があります。おみくじは、「恋みくじ200円」のみです。訪れた際は、是非ご利益にあやかってみてはいかがでしょうか?

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