東京・大阪で食品サンプル作りを体験できる施設を紹介

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https://www.photo-ac.com/

昔ながらの洋食屋さんや中華料理店のショーウインドーで見かける食品サンプル。

とてもリアルでまるで本物の料理みたいなものもありますよね。そんな食品サンプルはどうやって作られているかをご存知でしょうか。実際に食品サンプル作りを体験し、楽しみながら作り方を学ぶことのできる施設があります。

今回は食品サンプルの歴史も合わせて、食品サンプル作りを体験できる施設を紹介します。

食品サンプルとは

食品サンプルは、合成樹脂や蝋で作られた料理の模型のことをいいます。 そのかわいらしい見た目から、最近では、食品サンプルをコレクションしたり、自分で食品サンプルを作成する食品サンプル作りが、流行っています。

食品サンプルというと、ハンバーグやオムライスなど洋食をイメージする人も多いかもしれませんが、実は、食品サンプルは日本で生まれたものなのです。 

食品サンプルの歴史

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食品サンプルは、大正末期から昭和初期に日本で発明されたといわれています。その頃の資料が少なく、食品サンプルを誰がいつ発明したかなど、はっきりとした誕生の由来はわかっていません。

同時期に複数の職人の手によって食品サンプルが作られるようになったのが、始まりだといわれています。 大正末期から昭和初期にかけて、日本では百貨店の食堂が流行し、洋食の外食文化が広がりました。百貨店の食堂では、店頭で食品サンプルが展示されるようになります。

今のように庶民に洋食が身近ではなく、カラー写真がなかった時代に、料理を伝えるわかりやすい方法として、食品サンプルは重宝されました。そして、商品サンプルは東京から全国各地へと広がるようになったのです。

1970~80年代にかけて、元々、蝋を原料としていた食品サンプルは、原料を合成樹脂に変更するなど、さらに耐久性を増したものになります。

現在では、食品サンプルは、レストランの展示品としてだけではなく、そのリアルな見た目やかわいらしさにも注目されるようになりました。また、食品サンプル作りにも人気が集まっています。

食品サンプル作りの工程

食品サンプル作りの工程を簡単に説明すると、次のとおりです。

1、シリコンで食材の型をとる。
2、固まったシリコンから、食材を抜き取る。
3、できたシリコンの型に、樹脂を流し込む。
4、型に入れたまま、オーブンで加熱し、樹脂を固める。
5、シリコンの型から、固まった樹脂を取り出す。
6、固まった樹脂の細かい部分を成形する。
7、筆やエアブラシで樹脂に着色する。
8、それぞれのパーツを並べて、接着剤で固定する。
9、食品サンプルが完成

シリコンや樹脂など家にはなかなか無いものを使うので、食品サンプル作りって、意外と難しそうだと思いましたか?

実は、食品サンプル作りは、作成している工房などで、簡単に体験することができます。 

食品サンプル作りを体験できるスポット3選

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日本国内で食品サンプル作りを体験できるスポットはいくつかありますが、そのなかでおすすめを3つ紹介します。

食品サンプル作りを体験できるスポット①

「いわさきグループ元祖食品サンプル屋 合羽橋店 本館」   

いわさきグループは食品サンプル作り85年の歴史がある老舗です。   

こちらでは、伝統的な蝋を使った食品サンプル作りをすることができます。 また、天ぷらとレタス(2,160円)や期間限定メニューなどの食品サンプル作りを体験することができます。   

期間限定メニューは、チョコワッフル(3,500円)やフレンチトースト(3,500円)など、期間限定メニューは、その時々によって様々なので、チェックしてみてください。

http://www.ganso-sample.com/experience/kappabashi_exp.html

所在地 東京都台東区西浅草3-7-6 (つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩5分)

食品サンプル作りを体験できるスポット②

「大和サンプル製作所 第3工房」       

大和サンプル製作所では、いろいろな種類の食品サンプル作りを楽しむことができます。   

リアルサイズパフェ(2,160円)、天ぷら(1080円)、ラーメン(2,376円)、カレーライス(2,160円)などの食品サンプル作りを体験することができます。

http://www.yamato-sample.com/hpgen/HPB/categories/90622.html

所在地 東京都豊島区上池袋4-18-2(東武東上線「北池袋駅」より徒歩6分)

食品サンプル作りを体験できるスポット③

「コナモンサンプル工房 まねき多幸」     

コナモンサンプル工房では、世界に一つだけのたこ焼きの食品サンプル作りを楽しむことができます。食品サンプルのたこ焼き(2,000円)は、大阪旅行のお土産にぴったりですね。

https://www.shirohato.com/konamon-m/

所在地 大阪市中央区道頓堀1-6-12(地下鉄「なんば駅」より徒歩4分)

訪日外国人にも人気の食品サンプル作り

食品サンプルは、大正末期から昭和の始めに日本で生まれ、当時の洋食に親しみのない日本人にもメニューがわかりやすいように、職人によって作られたものでした。

現在では、本物そっくりのクオリティーの高さやかわいらしさから、店頭の料理の模型としてだけではなく、コレクションされたり、インテリアとして飾られるなど、注目を集めています。 また、日本の独自の伝統といえる食品サンプルは、現在、訪日観光客にも人気があります。

食品サンプルは、見て楽しむだけではなく、食品サンプル作りを体験できる工房で、自分で作って楽しむことができます。

食品サンプル作りは、思い出作りにも最適。 子ども連れでも、デートでも盛り上がること間違いなしです。 ぜひ、一度、食品サンプル作りを体験してみては、いかがでしょうか。

意外に簡単?食品サンプル作りを体験できる施設を紹介

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