日本三大栗・愛媛の「中山栗」は別格の美味しさ

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愛媛県の中予地方、伊予市中山町は栗の産地として有名です。中山町で取れる「中山栗」は大粒で、有名な丹波栗に負けず劣らず美味しいといわれています。

秋には「なかやま栗まつり」が開かれて多くの人で賑わい、栗を使ったお菓子や焼酎なども作られています。

今回は、そんな愛媛の中山栗についてご紹介します。

愛媛県のブランド栗「中山栗」

愛媛県伊予市中山町で取れる「中山栗」は、日本三大栗の1つとも言われブランドを確立しています。

江戸時代に大洲藩のお殿様である加藤泰興が参勤交代の際、将軍徳川家光に献上して賞賛されたという話もあります。

中山は地質が砂地の結晶片岩で、水はけが良いことや、山間部に面していて昼夜の気温差が大きいことなど、栗栽培に向いている土地柄です。そのため中山栗は粒がとても大きく、濃厚な甘みがあります。

愛媛県のブランド栗「中山栗」ができるまで

栗の生産はとても大変です。傾斜地で栽培するので、収穫も手作業。栗用の手袋をしてイガイガの栗を拾って行かなければなりません。また、よくイノシシに栗を食べられてしまうこともあるそうです。

9月~11月が栗の旬です。収穫された栗は厳しいチェックをクリアして、「特選」などに選別されます。有名なのは「銀寄(ぎんよせ)」という品種。「栗の王様」と言われる最高品種で、ふっくらしていて実が大きく、身が反り返っています。甘みが強いため、少し高い値段がついている場合もあります。

中山町を歩くと道路脇にも栗畑がありたくさん栗が落ちています。

「中山栗」が楽しめる「なかやま特産品センター」

JR伊予中山駅のすぐそばに「なかやま特産品センター」があります。

センターの販売所には、9月の旬の時期になると生栗がたくさん並んでいます。サイズごとにお値段も違いますがとても大きな栗が入っています。

すぐ食べることができる焼き栗も売っています。

平日は比較的すぐに買えますが、休日は順番待ちでごった返すほど人気です。

紙袋に入った焼き栗。中山栗らしいとても大粒の栗で殻がぱっくりと割れていて、香ばしい香りがします。そのまま殻をぱかっと剥いてすぐに食べることができます。

↑この機械で焼き栗をつくります。

中身がしっかりしていて、非常に濃厚な味です。ほくほくしていて栗の甘みが広がります。

「中山栗」を買ったら

スーパーで買う栗は虫止めの処理がされていますが、朝拾って来たばかりの新鮮な中山栗の生栗を手に入れた場合は、虫止めの処理をしなければなりません。

そして手間はかかりますが、栗の皮を丁寧に剥きます。「くりくり坊主」という名前の栗むき用のグッズも売られていて使うと少し楽ですが、やはり栗むきは大変な作業かもしれません。

なかやま栗センターでは、栗専用包丁も売られていました。あまり先が尖っていない小ぶりの包丁です。

「中山栗」を使ったおすすめの愛媛土産

なかやま栗センターや、センターの近く「クラフトの里」には、栗を使ったお菓子やいろいろな商品が並んでいます。

↑中山名物 特選栗羊羹

もともと販売していた栗羊羹の3倍の栗が入っているそうです。甘さひかえ目で栗の味がしっかり楽しめます。

↑栗の甘露煮もいろいろなサイズがあります。

↑栗がまるまる入っている栗まんじゅうの「栗千樹」。

中山町の「まんじゅう屋久保」の商品です。中には黄身餡と中山栗が一粒まるごと入っています。サイズがとっても大きくて大満足なおまんじゅうです。

お酒好きには栗焼酎もおすすめです。

↑こちらの「宮の舞 くり焼酎」は中山栗を100%使用。

苦味がなく栗の甘みの香りがします。くせがなく色々な料理に合わせやすい焼酎です。愛媛県佐田岬の伊方町の松田酒造が作っています。

愛媛のブランド栗「中山栗」は別格の美味しさ

今回は、愛媛県のブランド栗「中山栗」についてご紹介しました。中山栗の大きさや美味しさはやはり別格です。機会があったら中山栗の生栗を手に入れて是非食べてみてください。

そして、そのまま茹で栗にして食べたり、栗ご飯にやお菓子作りにつかったりと、ぜひおいしい中山栗を堪能してくださいね。

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