真鍮のお手入れ方法をチェック!【たった10分で簡単ピカピカに】

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真鍮とは?


出典:Pixhere

真鍮(しんちゅう)は銅と亜鉛からできている合金です。亜鉛よりも銅の方が多く含まれています。

真鍮は江戸時代に伝わり、当時は貴重で高価なものとされていました。その例として、日光東照宮の装飾には真鍮がたくさん使われています。

私たちの身の回りでは、5円玉に真鍮が使われていますね。また、真鍮は電気が流れやすいという特徴も持っているため、コンセントやコネクターの素材としても使われています。

真鍮は腐食しにくく加工しやすいというメリットを持っていますが、変色しやすいというデメリットも持っています。つまり、錆びやすいということです。

では、なぜ真鍮は黒く変色してしまうのでしょうか?それは、真鍮が水分に弱く、酸化しやすいからです。わずかな人の手のひらの汗や湿気ですぐに酸化してしまいます。

では、その黒く変色してしまった真鍮の輝きを戻すお手入れ方法を見ていきましょう。

真鍮のお手入れ方法その1「酢」


出典:写真AC

まずご紹介するのはお酢を使って錆びを落とす方法です。軽度の変色であれば5分~10分ほどお酢につけて磨けばピカピカになります。変色がひどければ、薄めたお酢に一晩漬けて磨けば輝きが戻るでしょう。

また、お酢と一緒に少量の塩を入れることで塩が研磨剤の役目を果たし、よりピカピカになります。漬けた後は、塩が残らないようしっかり拭き取ってください。

真鍮のお手入れ方法その2「レモン」


出典:Pixabay

次に紹介するのはレモンを使ったお手入れ方法です。レモンにはクエン酸と呼ばれる酸っぱい成分が含まれています。これによって真鍮の錆びを落とすことができるのです。お酢の手入れ同様に5分~10分ほどつけると輝きを戻します。

また、レモン以外でもクエン酸を含む果物であれば代用することができます。

真鍮のお手入れ方法その3「重曹」


出典:Pixabay

次に紹介するのは重曹を使ったお手入れ方法です。真鍮に重曹を乗せて少し水を含ませて磨きます。これだけでも十分ピカピカになりますが、中性洗剤石鹸を少し含ませるとより綺麗になります。

ご家庭にあるもので簡単に黒ずみやくすみが落とせるなんて凄いですよね。とはいっても、お酢や重曹だけでは汚れが落ちづらいという方のために、以下では専用のお手入れ道具を使った方法を紹介します。

真鍮のお手入れ方法その4「ピカール」


Photo by MIKI Yoshihito

ピカールとは、家庭用の金属研磨剤です。日本磨料工業という会社が出しており、液状とペースト状のものがあります。ホームセンターなどで入手することができます。

ピカールを布に出して優しく磨きます。みるみるうちにピカピカになります。真鍮以外の金属も磨くことができるので、シンク磨きやアクセサリー磨きにもおすすめです。

ただし、ピカールを使うときは換気をしっかり行い、手袋を着けてお手入れしましょう。

真鍮のお手入れ方法その5「磨きクロス」


出典:Pixhere

続いてご紹介するお手入れ方法は磨きクロスを使います。こちらは、クロスに研磨剤が含まれているのでこれ1枚で真鍮をピカピカにすることができます。

ただし、小さいもの向きなので大きい真鍮製品を磨く際には上記に挙げた方法が良いでしょう。

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