蔵書印(ぞうしょいん)
出典:写真AC
蔵書印は主に図書館の書物に見ることができます。蔵書印は、その本の持ち主・所有者を明示するもので、法的な効果は持ちませんが蔵書印が押されていると紛失や未返却を防ぐ意味を持ちます。
蔵書印が見られる場面は図書館の書物だけでなく、読書や本を愛する者は個人的に蔵書印を作り自身の本に捺印することもあり、意外な場面で蔵書印を見ることができるでしょう。
彫刻する文字は、蔵書の所有者や所有団体の名前です。一般的に、名前や号の後に”蔵書”または”蔵”という印文が加えられます。また、姓のみを彫る場合には”蔵書”または”蔵”という印文のまえに「~氏」と姓の後につける場合もあります。(例:「粋氏蔵書」)
落款印で作品に味わいを
いかがでしたでしょうか?今回は落款印について見てきました。落款印には、”作品の完成”や”自身の作品である証明”だけでなく味わい深さを持たせる効果もありました。落款印のある作品とない作品では大きく違いますね。
なかなか、自分で作品を作る機会は少ないため落款印を用いることが多くはないと思いますが、既述のことを参考に様々な書家や画家の作品を見てみるとより一層味わい深いものとなるでしょう。
ためしに、自分の落款印を作ってみるのも良いかもしれませんね。
一生モノの落款印を作ってみよう
今回ご紹介した落款印(らっかんいん)は、一般的な印鑑とはちがって書画作品などに押す特別な印鑑です。その落款印をハンコ職人の指導のもと、自分で作ることができる体験があります。
大人の職場体験予約サイト「ココロミル」では、落款印を作る体験が掲載されています。もちろんそのほかにもココロミルでしかできないオリジナルの体験がたくさんあるので、是非、チェックしてみてください。
サイト内で、体験先の雰囲気や流れがわかるだけでなくその場で簡単に体験予約もできます。他にはない体験をぜひ、楽しんでみてください。