「脱サラをして起業したい!」と考えたことがある方は多いのではないでしょうか?
今回は、脱サラ起業の成功率や向いている仕事、リスクに対しても目を向けてみましょう。
脱サラ起業の成功率と手順
脱サラ起業の成功率とは
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早速ですが、脱サラの成功率はどのくらいあるのでしょうか。
実は、一般的に3~6%と言われています。
これは、企業や個人事業が10年後に存続している可能性が3~6%であるためです。中には個人事業で成功し、法人を立てたために個人事業を廃業するような場合、うまくいっていながらも諸般の事情で廃業した場合も含まれてはいますが、とても低い確率であることに変わりないでしょう。
脱サラ起業の手順・脱サラする前にやるべきこととは
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脱サラ起業の成功率は決して高くないことがわかりましたでしょうか?しかし、脱サラ前に十分な準備をすることで、成功率を高めることができるでしょう。
ここでは、脱サラ前に準備しておくと良いことを紹介します。
1、脱サラ後の生活資金を用意する
脱サラ後には、事業に必要なお金とは別に生活資金も必要になります。
「意外とお金がかかってしまった」ということにならないよう、十分な計画を立てておくことが重要です。
最低でも半年間、無収入でも問題ない生活費を用意しておくことが重要で、これがあるのとないのとでは起業の成功率も大きく変わってきます。毎月どれだけの生活費をかけているのか洗い出してみることも大事だといえるでしょう。
2、クレジットカードやローンの契約
脱サラ起業をすると、サラリーマンの頃のような毎月の安定的な収入がなくなるため、ローンなどの審査が厳しくなります。
必要なものは起業する前に、契約しておくとよいでしょう。
3、事業計画を作る
脱サラ起業をするのであれば、事業計画は重要です。
もちろん、常に計画通りに進むわけではありませんが、想定できるリスクに気づかずに失敗してしまうような場面を減らすことができます。
4、退職する時期を決める
起業をすると、時にサラリーマンとして働いていた会社が顧客となることもあります。
なるべく円満に退職できるよう、会社に迷惑のかかりにくい時期を選ぶとよいでしょう。
5、退職時に保険の手続きを行う
日本国民であれば加入義務のある、健康保険や年金などの社会保険は、しっかりと手続きを行いましょう。
健康保険には、国民健康保険と会社などで加入する社会保険があります。退職後二年間は、「任意継続」と呼ばれる形で社会保険に加入することができますが、会社負担分も全額支払うことになるので、どちらのほうが安く抑えられるか見極めましょう。
6、個人事業か法人か決める
脱サラ起業には二種類の開業方法があります。「個人事業主」と「法人」です。
個人事業主は、個人として事業をすることになり、収入ー経費が自分の所得となります。
一方、法人の場合は自分とは別に「会社」を立てることになります。売上や利益等にかかわらず、年に一度決めることのできる「役員報酬」を受け取ります。法人のほうが手続きが複雑ですが、利益が増えても税率は一定なので、メリットも大きいです。
7、開業手続きを行う
個人事業主として起業することを決めた場合は「開業届」、法人として起業することを決めた場合は「法人登記」を行います。
飲食店やリサイクルショップなどに取り組む場合には、許認可も必要となります。