初心者におすすめ!靴磨きの方法・コツをチェック!|手順・道具

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靴磨きの方法STEP4<クリームを塗る>


出典:写真AC

靴の汚れを落としたところで、いよいよ磨いていきましょう。まずは、乳化性クリームをブラシに少量取ります。大体、米粒2~3粒を目安にすると良いでしょう。塗りすぎてしまうとクリームが革に染み込まなかったり、革本来の色味を損なってしまう場合があるので、この量が調度良いのです。

クリームを革に塗りこんでいく際は、ブラシをくるくると円状に小さく回しながら塗り残しやムラが出ないように塗ってください。ブラシを使えばソールや溝など細かいところまでクリームを塗ることができます。

また、塗る順番としては、かかとやつま先など固い部分から履きジワのできる柔らかい革の部分へと塗りましょう。柔らかい革部分から塗ってしまうと、クリームが染み込みすぎてシミや黒ズミができるおそれがあります。

靴磨きの方法STEP5<仕上げのブラッシング>


出典:写真AC

では、革靴に塗ったクリームをブラッシングして馴染ませていきましょう。このブラッシングで革靴本来の輝きを再現することができます。

ここで使うブラシは、豚毛ブラシです。豚毛ブラシは土やホコリを落とす際に使った馬毛ブラシと違ってコシが強く、毛が長いことが特徴です。馬毛ブラシだとべたつきあるクリームに負けてしまうのですが豚毛ブラシだとコシが強いためクリームにも負けず革にクリームを馴染ませてくれます。

革にクリームを馴染ませていくイメージで大きくブラシを動かしながらブラッシングしていきましょう。少し力を入れてブラッシングしてもかまいません。ブラッシングをしていくと、クリームが革に染み込んでいき余分なクリームが表面に残ります。

靴磨きの方法STEP6<余分なクリームを拭き取る・シューポリッシュ(鏡面磨き)>


出典:写真AC

では、ここで表面に残った余分なクリームを拭き取って仕上げ作業をしていきましょう。ブラッシングで取りきれなかったクリームをグローブクロスや布を使って拭き取り、さらに磨いていきます。

磨いていくことでより光沢を出すことができます。べたつきのあるクリームが表面にないことで汚れが付きにくくなることはもちろん、通気性も良い状態を保つことができます。

STEP6で行った磨き作業でも十分光沢を出すことができますが、もっと光沢を出してツヤツヤピカピカにしたい!という方は、シューポリッシュ(鏡面磨き)というものを行うと良いでしょう。

布を少し水で湿らせて、カピカピに乾いたワックスを少量取り、革靴に塗って磨いていきます。この際、布をシワができないように指に巻きつけてSTEP4と同様の順番で磨いていきましょう。

靴磨きで大切な靴をいつまでも履けるものに


出典:写真AC

いかがでしたでしょうか?靴磨きの最適な頻度や理由、方法など見てきました。正しい頻度でのお手入れが大事なのですね。

”お洒落は足元から”なんて言葉を耳にしますが、いつでも綺麗に磨かれた靴を履いて気持ちよくお出かけしたいものです。今回は靴のお手入れをご紹介しましたが、どんなものでも定期的にお手入れをしていれば長く大切に使うことができます。

是非、こちらを参考にして大切な靴のメンテナンスを行ってみてください。今回、靴磨きで重要なブラッシングの際に馬の毛や豚の毛を使ったブラシが出てきました。

中には、「どのメーカーのブラシを使えばよいのかわからない」という方もいることでしょう。そこで、大人の職場体験予約サイト「ココロミル」で行っている手作りブラシ体験をご紹介します。

【寺沢ブラシ製作所】手植えブラシ制作体験

今回ご紹介した靴磨きで、馬毛ブラシや豚毛ブラシなどの”ブラシ”がとても重要な道具でした。そこで、大人の職場体験予約サイト「ココロミル」では、この手植えブラシを1から自分で制作できる体験を掲載しています。

機械植えブラシに比べ毛材が抜けにくく耐久性がある手植えブラシを1から作れる体験はなかなかありません。是非、この機会に貴重な体験をしてみてください。

住所:東京都江東区亀戸9-35-21
アクセス:東武亀戸線「亀戸水神駅」より徒歩9分
体験時間:13:00 ~ 16:00 (3.0時間)
体験費用:6,700円
URL:http://www.terasawa-brush.com/company/

耐久性抜群!手植えブラシ制作体験|大人の職場体験予約サイト「ココロミル」

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