懐刀を英語で言うと…
懐刀(ふところがたな)という表現は英語にはありません。ですので、”信頼を寄せる”や”何でも打ち明けられるほどの”などの英語表現を用いて懐刀(ふところがたな)の英訳をご紹介します。
「be a tower strength to one(懐刀となる)」この英文中にある”tower strength ”は困った際に頼りになる人や強くて信頼できる人を意味するイディオムです。これを用いてある一人にとって信頼できる人、つまり懐刀(ふところがたな)となるという文になります。
また、「be one’s right-hand man(懐刀となる)」も懐刀(ふところがたな)の英語表現といえるでしょう。英文中にある”right-hand man”はその名の通り、右腕や片腕などの意味があります。この表現を用いて、ある一人の右腕となる、つまり懐刀(ふところがたな)となるという文になります。
他にも、「the most valuable helper(懐刀)」という英語表現もできます。こちらは、直訳すると「最も価値のある助手」となります。”valuable”は多義語で、価値のある・大切な・貴重な・役立つなどの意味を持ちます。よって、こちらも懐刀(ふところがたな)の英語表現になるといえるでしょう。
懐刀になるために
出典:写真AC
いかがでしたでしょうか。懐刀(ふところがたな)の意味や類語・対義語から言葉の背景まで見てきました。文字にある通りかつては「刀」に関係する言葉でした。
なかなか誰かにとって信頼がおける人になることは難しいことですが、懐刀(ふところがたな)にならずとも嘘のない、人に信用されるような人格を育てていきたいものですね。
また、類語として挙げた「腹心」では腹心の友という言葉もある通り、お互いの秘め事や思いを打ち明けられるような人物と出会いたいものです。
懐刀を生み出した日本刀に触れる
今回ご紹介した「懐刀(ふところがたな)」という言葉はもともと刀に関する言葉でした。今現在使われている意味とは違い、「護身用に懐(ふところ)に入れたり、帯の間に挟んで持ち歩いていた短刀のこと」でしたね。
こちらでは、そんな日本刀に実際に触れ、親しむことができる体験をご紹介します。
映画・TVなどの時代劇の撮影や演出での激しい切り合いのシーン「殺陣(たて)」や据えもの切りができる体験が、職場体験の予約サイト「ココロミル」で掲載されています。実際に時代劇などにも出演している師範・女優さんのもとで体験できる貴重な機会です。
「懐刀(ふところがたな)」という言葉の語源でもある日本刀に触れられる貴重な体験を是非、体験してみてください。
日本刀で一刀両断!本格古武道体験!
体験先:古武道結
住所:神奈川県 川崎市麻生区はるひ野5丁目8
アクセス:小田急多摩線「はるひ野駅」より徒歩1分
体験時間:15:30 ~ 18:00 (2.5時間)
体験費用:13,000円