鼻緒のすげ方とは|緩め方や鼻緒が切れた時の対処法も紹介

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鼻緒が壊れたときの対処法


出典:写真AC

使い古した下駄や草履は、歩いているうちに鼻緒が切れたり取れたりすることもあります。 鼻緒が切れると縁起が悪いといいますが、歩くことができなくなってしまうのも大きな問題です。

修理してもらうか、自宅へ帰るにしても、何か別の履物がなければ動くこともできません。 そこで、もしものときのための対処法を覚えておいてください。

基本的に切れるのは細い前緒だけなので、ハンカチや手ぬぐいなどを代用品とします。

数センチ程度の幅で切り裂き、ねじって紐状にしてください。それを横緒に引っかけ、前壺に通して、足に合わせて調節します。 最後は、裏側で数回ほど結んでください。5円玉を通せば、ちょうどよいストッパーにもなります。 これだけでも、歩くのに十分な応急処置となってくれるでしょう。

鼻緒でおしゃれを楽しむ


出典:写真AC

江戸時代の頃には、鼻緒の材料に藁や藺草が用いられていました。他にも、竹の皮やなめし革など、様々な素材が用いられてきました。

さらに、遊女など流行に敏感な女性たちの間では、色糸で組んだものや、縮緬、ビロードを素材にしたきらびやかな鼻緒も使われるようになります。

このように、鼻緒でさり気なく飾るのも、じつに日本人らしい粋な着こなしといえますね。 何といっても、下駄や草履の履きやすさは鼻緒が決め手。人によって足の形も様々なので、自分好みのぴったりな鼻緒にすげ替えるのも楽しいですよ。

 

そんな鼻緒の「挿げ」を実際にできる体験を紹介します。

【浅草老舗和装履物辻屋本店】オーダーメイドの下駄つくり体験

この体験では、実際の下駄職人の指導のもとで鼻緒をつける「挿げ」ができます。また、下駄や鼻緒の種類が選べるので自分好みの下駄を作ることができます。

ほかにも、ここでしか聞けない下駄に関するお話を聞けたり、手作りの下駄を履いて浅草を散歩できたりと、貴重な体験が盛りだくさんです。

体験先:浅草老舗和装履物辻屋本店
住所:東京都台東区浅草1-36-8
アクセス:東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩3分
体験時間:13:00 ~ 16:00 (3.0時間)
体験費用:9,000円

 洋服にも似合う!オーダーメイドの下駄づくり|大人の職場体験予約サイト「ココロミル」

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