【金沢みやげ】使うだけで料理上手になる。金沢のオススメ調味料みやげ4選

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東京〜金沢間を結ぶ北陸新幹線も開通し、今や国内外から多くの観光客が訪れる都市、金沢。「加賀の小京都」と呼ばれるうつくしい街並みもさることながら、おいしい海の幸に加賀の郷土料理など、食文化が豊かなことでも有名です。今回は、数あるオススメみやげのなかから、旅先でみつけたこだわりの調味料をご紹介します。

金沢のお土産におすすめの調味料

直源醤油の丸大豆醤油「もろみの雫」

金沢市大野町で1825年に創業し、特産の「大野醤油」を守りつづける直源醤油。醤油をはじめ、たれやポン酢、ドレッシングなど多彩な調味料を販売しています。「もろみの雫」は、国産の大豆と小麦からつくられる、こいくち醤油です。

霊峰白山の伏流水を仕込み水に使いしっかりと熟成させており、昔ながらの力強い風味が感じられます。お刺身や冷奴にかけたり、炒めものの仕上げに数滴たらしたり、シンプルに味わうのがベスト。レトロなデザインのパッケージは、食卓に置いてもかわいいですね。

奥能登揚げ浜塩田の「しお」

奥能登揚げ浜塩田の「しお」は、桶で海水をくみ、人力で塩田まで揚げるという江戸時代から変わらない「揚げ浜式製法」で作られています。この製法は石川県能登半島だけで行われているため、流通量が少なく貴重なものなのだとか。

ミネラルなどの栄養素をたっぷり含んだ純白の塩は、なめてみると意外にまろやか。旨みが強いので、おにぎりや野菜のグリルなど素材本来のおいしさを生かすメニューに最適です。

谷川醸造の「いしる(魚醤)」

「いしる」とは、魚介類に食塩を加えて発酵させた日本伝統の調味料。「糀文化の保存・伝承」をテーマに掲げる谷川醸造が地元の食材を使ってつくりあげた「いしる(魚醤)」は、ひと味違ったおいしさです。

個性的な香りがちょっぴり独特ですが、魚介料理や鍋もの、パスタやチャーハンに少し加えるだけで、驚くほど風味豊かになります。また、タイ料理のナンプラーのようにサラダやタレに使ってもおもしろいですね。

ヤマト醤油味噌の「塩麹」

麹を使ったスイーツや甘酒など、遊び心あふれる素敵な食品をそろえる、ヤマト醤油味噌の「塩麹」。塩分は10%と低めで身体にやさしいのに、どんな料理でもおいしくなる万能調味料です。

天然のアミノ酸が塩味をやわらげ、麹の甘みもしっかりと際立つ仕上がりに。塩のかわりにあらゆる料理に使えますし、お肉を漬けこんだり、ドレッシングのベースに加えたりしても絶品ですよ。

粋な食通には、粋な金沢土産を

スーツケースに忍ばせても負担にならないミニサイズなら、いろいろな種類をまとめて購入できちゃいます。また、料理好き&おいしいもの好きの友人へのおみやげにするのも良いアイデア。

どれも金沢市内のおみやげ店やスーパーマーケットで手に入るので、旅行の際は探してみてくださいね。いつもの料理がぐんとグレードアップして、周囲から「料理上手だね!」とほめられること間違いなしです。

文・写真/ゆさ みずあ

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