狂言師になるには|気になる年収や一般人が狂言師になる方法

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狂言師の現状と将来性


出典:ウィキメディア・コモンズ

室町時代から続く伝統芸能の狂言は、歴史に埋もれることなく現代にしっかり残っています。歌舞伎のような一般的な人気まではないものの、この先消えてしまうことはそうそうないはずです。将来にも必ず残っていくでしょう。

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狂言師になるには?


photo by midorisyu

伝統芸能の世界は世襲が多く、狂言師も例外ではありません。世襲を閉鎖的だと感じる向きもあるでしょうが、幼少の頃から稽古をし、生活の一部として伝統芸能に触れていた人と、まったく違う世界から来た人とでは、活躍ぶりに差が出るのも仕方ないことかもしれません。よその世界で育った人が狂言師になろうとする場合、大変狭き門となります。

現在、能楽全般の研修制度として、日本芸術文化振興会や、大阪能楽養成会などで新人研修性を募集しています。これ自体狭い門で、実技試験や作文などの選考を突破し、研修生として採用してもらわないとなりません。その他、直接狂言師に弟子入りするという方法もあります。

伝統を引き継ぐ狂言師


出典:フォト蔵

次代に伝統を引き継いでいく狂言師になるためには、稽古に励まなければなりません。大変ですが、稽古の先には、必ず大きなやりがいが待っていることでしょう。世襲が多くみられる伝統芸能の狂言師ですが、一般人でも叶うものとわかりました。伝統芸能を受け継ぐ仕事をやりがいとして生きるのも良いものですね。

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