「満身創痍(まんしんそうい)」の意味と使い方｜例文も紹介

満身創痍の類語・対義語

「満身創痍」には「残息奄々（ざんそくえんえん）」、「気息奄々(きそくえんえん）」、「疲労困憊（ひろうこんぱい）」などの類語があります。

また、「満身創痍」の対義語についてなのですが、「身も心もボロボロ」といった意味の反対となる状態を一言で表す言葉は見つかりませんでしたが、意味合い的に考えると、「元気溌剌」や「無病息災」などが近いのではないでしょうか。 

満身創痍のない生活を

出典：写真AC

昔の時代であれば「満身創痍」となる状況や出来事はあったのかもしれませんが、今の時代、「満身創痍」となることは生活の中ではなかなかないのが現状です。

もちろん仕事や学業を進めていく中では、自分が考えている事や行いたいこととは違った事や全く反対のことをやらなければならず、それを行う中で非常に傷つき、精神的に深く落ち込むこともあるでしょう。

しかし、その状況も良く考えてみれば、自分が了承して招いている部分もあり、本来の意味で「満身創痍」という状態ではないのかもしれません。けれど、それでも現代社会における「満身創痍」を味わうことはやはり苦痛といえますよね。満身創痍のない生活を送りたいものですね。

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