和三盆でランクアップ
出典:写真AC
砂糖自体の価格が非常にリーズナブルになっていることから、現在でも和三盆は高級砂糖として扱われますが、砂糖が貴重品であった時代には、和三盆は大名や藩の重役、豪商や豪農などの限られた人間の口にしか入ることがなかったほどの高級品であったと考えられます。
現在は当時よりも遥かに手軽に購入出来るようになったと言えるでしょう。 煮物料理などの家庭料理にみりんや一般的な砂糖を用いるのではなく、和三盆を使用してみると料理の仕上がりが確実にランクアップすると言えます。
コーヒーや紅茶などにも和三盆は相性が良いので、日常生活に和三盆を取り入れることで気持ちが豊かになり生活に潤いが出ること請け合いです。
プレゼントとしても人気な和三盆
和三盆を型にはめて作った砂糖菓子はモダン和菓子でありながら、その可愛らしさで人気が高まりつつある和菓子です。デザインはどれも和をイメージさせるものばかりで、食べるのが勿体無くなってしまうような完成度の高さです。
バレンタインにチョコレートをもらったお返しや、外国からのお客さんへの日本土産には最適だと言えます。
桜や梅の花、松葉や雪の結晶などをモチーフにしたモダン和菓子は、それぞれほうじ茶やゆず、マロン、リンゴなどの香りと共に和三盆独特の上品な甘さが特徴ですから女性受けすることは間違いないでしょう。
和三盆の魅力
出典:写真AC
和三盆といえば日本を代表するほど有名な砂糖の銘柄です。軟らかい口溶けと後を引かない上品な甘さは、繊細な味覚を持つ日本人だからこそ作り上げることができたのではないでしょうか。
生活水準が向上するとともに、日本人は「甘さ」に魅力を感じない人が増加しているように感じます。
しかし、人間の味覚にとって甘さは非常に魅力的に感じるものですから、和三盆のような上品な甘さこそが現代日本人の求めている甘さなのかも知れません。香川県の誇る「讃岐和三盆」と徳島県の「阿波和三盆」どちらも甲乙付けがたい完成度ですから1度比べてみては如何でしょうか。