旬の魚を紹介【季節別】|栄養素・効果・味わい・特徴・をチェック

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日本には、春・夏・秋・冬、四季折々に堪能できる食材が豊富に存在し、季節ごとに食卓に並ぶ料理も様々です。

その季節に一番おいしい食べ頃を迎える食材を、「旬の食材」と呼びます。旬の食材は、季節によって日照時間や気温、雨量など環境の変化があり、それぞれの環境をベストタイミングとして良く育ち、熟し、実るのです。

今回は四季折々の旬の魚をご紹介します。まずは魚の旬について見ていきましょう。

魚の「旬」とは?

旬の野菜や旬の果物、旬の野菜などと呼ばれているように、野菜や果物を始め、海産物の魚にも季節によってとれる「旬」があり、その季節に一番おいしい食べ頃となる魚が四季折々入れ替わり、1年を通して大変多くの種類の魚を楽しむことが出来ます。

魚の「旬」とは、一般的に産卵前で身体に栄養や脂肪分がたっぷり蓄えている状態の魚のことを指しています。

また産卵期は沿岸に近づくことが多いため、旬を迎えた魚は漁業量も多くなるという訳です。

日本列島は縦に長いため北と南で、日本海と瀬戸内海の西と東では、海水の温度の差や潮の流れの違いがあるため、地方によってその季節にとれる旬の魚にずれが生じることもあるようです。

「春」が旬の魚

ビタミンやミネラルが豊富


出典:写真AC

春の3月~5月にかけてとれる旬の魚は、さわら・にしん・鰹・めばる・さくらだいなどが挙げられます。さわらは、白身魚で、特に尾に近い部分は締りがあって美味しいと言われています。

EPAやDHAが豊富に含まれており、肉質は柔らかいという特徴があります。EPAやDHAは人の体内ではほとんど作ることのできない必須脂肪酸の一種で、血液の状態を健康に保ってくれる役割があります。

さわらやにしんは春を告げる魚として代表的で、タイもこの時期にとれるものはサクラダイとも呼ばれます。

また3月に釣りが解禁されるアマゴやヤマメなども春を告げる魚として有名です。冬に不足がちとなる栄養素の、ビタミンやミネラルなどを豊富に含んだ魚が多く、春が旬の魚がたっぷり補ってくれます。

魚の種類 味わい 主な生産地
鰆(さわら) 淡泊な味わいの中に甘みがありクセがない。真子や肝も美味。 福井・石川・京都
鰊(にしん) 鰊の卵巣を「数の子」と呼び、塩漬けなどにすると美味。鮮魚よりも干物など加工したほうが美味。 北海道
鰹(かつお) 初鰹と呼ばれる春の鰹はさっぱりとした味わい。 静岡・東京・三重
めばる 脂が乗っていながらあっさりした味わい。刺身で食べると歯ごたえのある食感と脂の甘さが味わえる。 日本中で漁獲
さくらだい 白身でまったくクセがなく、丈夫な皮は独特な風味がある。 長崎・福岡・愛媛

「夏」が旬の魚

夏バテ防止


出典:写真AC

夏の6月~8月にかけてとれる旬の魚は、あじ・あなご・あゆ・うなぎ・いわしなどが挙げられます。あじは、日本の代表的な魚として知られており、日本近海に約50種類以上も生息しています。

中でも一般的に「あじ」と呼ばれるマアジには、タンパク質や脂肪、ビタミンB群、カルシウム、ミネラル等様々な栄養素がバランスよく含まれているのが特徴です。特に、ミネラル・カルシウムは不足しがちな栄養素なので積極的に取るとよいですね。ただ、摂取し過ぎると生活習慣病の原因になってしまうので注意しましょう。

DHAやEPA、も豊富に含んでいます。 夏が旬の魚は大変種類が多く、夏バテで弱っている身体を回復してくれる栄養素をたっぷり含んだ魚が出回ります。

タンパク質が多く脂肪分が少ない白身魚や、脂がたっぷりのったうなぎ・はもといったビタミン豊富でスタミナ源となる魚がとれます。

魚の種類 味わい 主な生産地
鯵(あじ) 透明感のある白身で脂が乗っており強い甘みがある。 長崎・鳥取
穴子(あなご) 脂が豊富にあるが、あっさりとした味わいの白身魚。 長崎・島根・宮城
鮎(あゆ) 6月頃の「若鮎」は骨も柔らかく独特の風味が楽しめる。8月以降の鮎は脂がしっかり乗っている。 茨城・神奈川
鰻(うなぎ) 脂が豊富に乗っており、あっさりとした味わい。香りも豊か。 鹿児島・愛知・宮城
鰯(いわし) 旨味が強く、煮干しとしても最適。新鮮なものは歯ごたえもあり美味。 長崎・三重
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