「羊頭狗肉(ようとうくにく)」の意味や使い方|由来となった故事も紹介

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羊頭狗肉の類義語・対義語

羊頭狗肉の類語は、羊が虎の皮をかぶるところから転じて見かけ倒しという意味合いで使われている、「羊質虎皮」や名前だけが残っており、実質は失われている「名存実亡」、名ばかりで実質が伴わない「有名無実」などが挙げられます。

一方、対義語としては、見た目と中身が一致しているという意味で、「言行一致」や宣伝している内容に間違いがないという意味で用いられる「看板に偽りなし」などが該当します。

羊頭狗肉の意味から学べること


出典:写真AC

羊頭狗肉という四字熟語は、羊頭や狗肉の意味や価値がわからなければ正しい使い方がわかりにくい言葉です。しかし、意味が分かってみれば、売上を増やすためにこのように誇大広告をしてしまう店舗や自分を本来よりも立派に見せようとする気持ちなどは、どの国でも見られるものと言えます。

チャンスをつかむためや、自分自身を鼓舞するために、本来よりもワンランク上の状態で自分をアピールすることもありますが、アピールした以上、その状態に近づけるように努力をすることも必要であるという戒めとして、羊頭狗肉という言葉を覚えておいてはいかがでしょうか。

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