「鑑みる(かんがみる)」の意味と使い方|由来・類語・対義語

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鑑みるの類語・対義語


出典:写真AC

鑑みるの類語は「顧みる」があります。 顧(かえり)みるは過去を思い出して考えることです。 また、同じ読み方をする「省みる」は”自分のした行為を”振り返り考えるという意味です。

分かりやすく使いやすい言葉でいうと、「照らし合わせる」があるでしょう。 照らし合わせるとは言葉は2つ以上の物事を比べるという意味、鑑みるの代わりに使うなら「照らし合わせて考えた」といったように使います。

普段の会話では「~に照らし合わせて考えた結果」などど言い表し、ビジネス文書では「~に鑑みると」というように使うことがおすすめです。

対義語は特にこれだというはっきりしたものがないので、「踏まえない」などを使いましょう。踏まえないとは、ある事例や物事を考慮に入れるという意味で、考慮とは何かをする前に色んな物事、要素を考えることです。 「~を踏まえない(あるいは考慮に入れない)ようにする」といった使い方をしましょう。

鑑みるを正しく使おう


出典:Pixabay

日常会話の中では滅多に出てくることのない鑑みるという言葉、しかしビジネス文書の中ではよく見かけることがあります。 鑑みるは、ある事例や先例をお手本として何かと比べて考えた結果を伝えたいときに用いてください。

鑑みるの意味や正しい使い方を知っておけば、誤った使い方をして恥ずかしい気持ちになることも防げるでしょう。以前の自分に鑑みて正しく言葉を使えるように心がけたいものですね。

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