【独特な甘みや香りの秘密はどこに?】泡盛の原料や作り方を紹介

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泡盛とは

泡盛は沖縄で作られているお酒という認識は持たれているものの、詳しい内容については意外と知られていません。

泡盛の特徴は、原料としてインディカ種のタイ米を用いていること、黒麹菌で糖化させること、一般的な焼酎が2段階の仕込みで作られるのに対し、仕込みの工程が一回だけの全麹仕込みであること、より濃厚な原料の風味が感じられる単式蒸留器を使うことなどが挙げられます。

また、泡盛は大切に管理すれば100年単位で保存でき、古酒としての魅力も高まるという特徴があります。甘めの独特な香りがあり、メーカーによって味わいは異なります。沖縄では、ロックや水割りで飲むことが多いです。

泡盛の原料


出典:写真AC

泡盛の原料は一般的な焼酎と同じく、米や麹です。ただし、泡盛に関しては日本の米はほとんど使われておらず、少なくとも明治時代からは外国産の米を用いています。

泡盛に使用していた米は、年代によっては中国やベトナム、ミャンマーなどアジア各国の米が選ばれていましたが、大正末期から昭和にかけて、現在のようにタイ米が定番の原料として定着しました。これは、泡盛を製造する工程において米の質が扱いやすいことが大きな理由と言われています。

また、麹は独特の甘みを生み出す黒麹を用いており、これらの原料の違いが泡盛にオリジナリティのある味わいを生み出しています。

泡盛と焼酎の違い


出典:写真AC

泡盛と焼酎は単式蒸留焼酎という分類では同じものになりますが、原料や製法に大きな違いがあります。泡盛の原料は、他の焼酎ではあまり使われていないタイ米や黒麹菌ですが、一般的な本格焼酎には、日本米と白麹菌を原料として使うことがほとんどです。

また、泡盛は原料を全て麹にして、水と酵母を加えて発酵させるというシンプルな工程ですが、焼酎は米麹と水、酵母を合わせた後、米や麦、イモなどの原料と水を加えて発酵させる二次仕込みを行います。

さらに、蒸留方法も焼酎は減圧蒸留で優しい香りや軽やかな口当たりを重視していますが、泡盛は常圧蒸留で、くせの強い、原料本来の香りを活かした仕上がりにしています。そのため、万人受けしやすい焼酎と比べ、泡盛は力強く、オリジナリティのある味わいが特徴です。

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