八方塞がりの時に避けるべきこと・過ごし方
出典:Pixabay
八方塞がりの時に避けるべきことは、八方塞がりは厄年とは違い、新しいことを始めるのに良くないとされています。例えば引っ越しや就職、旅行などがそれに該当するでしょう。
19歳と言えば学校を出て引っ越しをし、独り立ちして就職する方も大勢いらっしゃると思います。 そういった事を控えるのは難しいでしょう。 ですからこういった場合には先ほどお伝えした寒川神社などで八方除けの御祈祷をしていただいて、降りかかる災いをおとしていただくようにしましょう。
旅行なども基本的に御祈祷などをしてもらっていれば大きな災いは除けられると言われていますが、気になって楽しめないという方もいると思いますので、八方塞がりのこの一年間はあまり遠出をしないのが吉かもしれません。
また起業のように、今後に関わる大きなことを起こすのも、後々この事が原因で何かあるのも良くないですし、商売には縁起を担ぐことも大切ですので、八方塞がりの時期にはよくないとはされています。
八方塞がりの時期に過去を振り返る
出典:写真AC
このように八方塞がりは古くから私たちの生き方に関わっており、節目の大切さを教えてくれました。 人間は順風満帆の中においてはどこまでも向こう見ずに突っ走ってしまいがちですが、それでは長い人生の中でふと自分の内面を見つめたり、足元を固めたりするということをしなくなってしまいます。
八方塞がりの時期は、どの方角に向かってことを起こしても良くないことが起こるから、新規に何か始めるのは差し控えよ、とされていますが、この八方塞がりの時期には、これまで振り返ることなく突き進んできた人生を、ふと立ち止まって考えてみるよい機会だと感がることもできます。
新しいことは差し控え、これまで行ってきた事の反省点などを見つけ、八方塞がりの明けた翌年からまた自信を持って進んでいけるようにという長い人生の節目の時期、振り返りの時期として捉えれば、不吉な八方塞がりの時期も前向きに過ごすことができるでしょう。