【反面教師】知っておきたい国語の意味や使い方|例文も紹介

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「あの人のことは反面教師にしておこう」なんて言われた経験はないでしょうか。 反面教師とはどういう意味をもっているのか、その言葉の由来や語源は何なのか、どういったときに使うのかを解説します。 そして類義語や対義語も知っておくことで、反面教師という言葉の意味を深く理解することができるでしょう。

反面教師の意味


出典:写真AC

反面教師(はんめんきょうし)とは簡単にいえば、悪い人(こと)のお手本のような人物、または出来事を指す言葉です。 子供の頃に、素行の悪い人を見た大人達から「あんな大人になってはいけないよ」と注意されたことはないですか?

大人になってからも、「○○の事件のことを反面教師として我々も気をつけよう」と言うことがあります。 このように反面教師という言葉は「ああいう風になってはいけない」、「あんなことにならないようにしよう」と教訓として使われる場合が多いです。

反面教師の由来・言葉の背景


出典:写真AC

反面教師という言葉の由来として有名なのが、毛沢東(もうたくとう)が最初に言ったとされる説です。 毛沢東とは中華人民共和国の政治家、軍事戦略家で、1957年の演説内に反面教師〔中国では反面教员)を用いました。 また、反面教師の反面(はんめん)には、裏の面、もう一つの面という意味があります。

教師(きょうし)はそのまま、先生や勉強を教える人という意味です。 この2つを合わせた反面教師とは、裏、つまり悪い面の先生ともいうべき存在を「こうならないように気をつけよう」と自戒する言葉なのでしょう。

どんな場面で使えるのか説明

反面教師は以下のような場面で使われます。

・モラルのない行動をして周囲から白い目で見られている人に対して 「あの人を反面教師として自分もそうならないよう気をつけよう」

1つ目は、周囲にいるルール違反をするような悪い人を見かけたときです。 その人に対する他者からの悪評から、「自分もこうならないようにしよう」と自戒するときに使用します。 因みに自戒(じかい)とは、自分で自分に対して戒める、注意を促すことです。

・仕事でミスをしても悪びれない、遅刻しても平気な社員に対して 「ああいった社員を反面教師とすることで他の社員達も気をつけるだろう」

2つ目は、周囲にいる悪いことをする存在をそのまま悪いお手本とすることで、「ああなってはいけない」と注意する際に使用します。

・何かとんでもないことをやらかしてしまったとき 「この経験を反面教師として、次回からは気をつけよう」

3つ目は、自分自身が何かミスをしてしまったときに、そのミスをしたという経験を反面教師として反省するときに使います。

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