「有耶無耶(うやむや)」の意味や使い方|例文も紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

有耶無耶の類義語・対義語

有耶無耶の類義語

類義語には、曖昧模糊(あいまいもこ)という言葉があります。 省略して、曖昧(あいまい)として使われることが多いでしょう。 曖昧模糊とは、はっきりしないせいで物事が不明瞭、つまりよくわからないという意味です。

他には不得要領(ふとくようりょう)という言葉があり、こちらも物事の要領を得ないという意味があります。 よく使う言葉でいえば、中途半端、一貫していないといったものがあるでしょう。

有耶無耶の対義語

対義語は、旗幟鮮明(きしせんめい)という言葉です。 これはとてもはっきりした態度や言葉であるという意味で、旗幟とはのぼり(旗)のこと、鮮明とは鮮やかであるということになります。 よく使われている言葉でいうと、明確、明瞭、分かり易いといったものがあります。

有耶無耶の意味から学べること


出典:写真AC

有耶無耶という言葉には、はっきりしなくてわかりにくいという意味が隠れています。 もしも誰かから「あなたっていつも話しを有耶無耶にするよね」なんて言われれば、それは「わざと誤魔化さないで」と言われていることになるのです。

こちらがそんなつもりじゃなくても、話しにはっきりとした結論を出さないでいると誤解を与えてしまうこともあるでしょう。 「有耶無耶にしないで」なんて言われないように、いつでも理路整然と明確な態度と発言をすることがおすすめです。

日本人なら知っておきたい国語の知識「国語」の記事一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連するキーワードから探す