黒部峡谷鉄道|トンネルをくぐると広がる、別世界の風景

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黒部峡谷鉄道周辺スポット①

奥鐘橋


出典:写真AC

終点欅平駅から歩いて数分の場所に、人道橋「奥鐘橋」があります。峡谷に架かる朱塗りの橋は絶景で、ここからの峡谷の眺めもまた、撮影スポットとしてもお勧めです。特に紅葉(10月下旬が見ごろ)の時期にはすばらしい眺めが広がっていることでしょう。欅平駅の屋上展望台からも、この奥鐘橋がよく見えます。上から見たのちに、橋まで歩いてみるのが楽しいでしょう。

黒部峡谷鉄道周辺スポット②

河原露天風呂

途中駅の「鐘釣」で降りて、急な階段を降りて黒部川の河原に出ますと、有名な「河原露天風呂」があります。ここは露天風呂がたくさん湧いているスポットで、河原を自分で掘りますと、熱い湯が吹き出ます。川の水とブレンドしますとちょうどいい湯のできあがり。脱衣所はあるものの、人が多いと丸見えですので入浴は難しいかもしれませんが、足湯として楽しめます。

黒部峡谷鉄道の駅弁


photo by hirotomo t

黒部峡谷鉄道を、終点欅平駅まで乗り通しますと、1時間20分程度掛かります。往復しますと長い工程ですので、駅弁を楽しむというのはいかがでしょう。特に追加料金の必要な「リラックス列車」「特別客車」を利用する際はシート幅が広いためお勧めです。始点の宇奈月駅では、富山の有名な駅弁「ますのすし」を売っています。

全国各地の物産展で売っている大型のものとは違い、一人用のお弁当がありますのでご安心を。なお、新幹線の黒部宇奈月温泉駅から入る人も多いでしょうが、そちらでは「富山名物・海の幸たっぷりうま煮弁当」「バイ貝ぎっしり炊き込み弁当」「富山湾弁当」などを売っています。

山の中に分け入っていく列車ですが、駅弁は富山の海の幸を使ったものが多いです。なお、駅弁を買わずに終点欅平まで行った人は、終点に食堂があります。海の幸や、富山ブラックラーメンがメニューにあります。

黒部峡谷鉄道の魅力

黒部峡谷鉄道の魅力は、なんといっても景色のすばらしさにあります。多くの橋やトンネルを通り抜け、観光用の列車でゆっくりと黒部川を遡上していくのは実に楽しいものです。特に新緑の季節、紅葉の季節はお勧めです。

窓のないトロッコ列車での往復は少々きついかもしれませんので、片道は追加料金を支払う特別列車にすることもできます。半日でも廻れますし、秘湯の好きな方なら欅平の温泉に泊るのも、きっと楽しいものでしょう。

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