袋井花火大会とは?
袋井花火大会は静岡県袋井市にある原野谷川親水公園で開催される花火大会で、例年大勢の観客で賑わう人気のイベントです。別名ふくろい遠州の花火とも言われています。 2時間で約2万5,000発の花火が袋井の夜空に大輪の花を咲かせ、煌びやかで迫力ある音とともに楽しむことができます。
この花火大会は、鑑賞して楽しむという以外に、全国花火名人選抜競技大会にもなっているため、全国から選抜された一流の花火師たちがが最高の腕前を披露する場であり、芸術性の高い花火を鑑賞することができる魅力ある大会です。何と例年40万人以上もの人が訪れます。
袋井花火大会の2018年日程・アクセスなど
出典:写真AC
開催予定日:8月11日(土・祝)
打ち上げ時間:19:00~21:00
開催場所:原野谷川親水公園
問い合わせ先:ふくろい遠州の花火実行委員会(袋井商工会議所)
2018年のテーマは「花火の町ふくろい」~ 平成の煌(きらめ)き 明日(あす)にかける橋 ~です。平成最後の大会となるため、平成を駆け抜けた想いを刻みながら、次の年へと繋ぐという思いが込められています。
【アクセス】 JR袋井駅及び愛野駅 どちらからも会場まで徒歩20分となっています。定期ダイヤに加え、当日は臨時便の増発と増車両が導入されます。臨時便は約10分間隔で運行される予定です。
上りの最終電車(愛野駅発)は、23:51 静岡行き、0:11 菊川行き
下りの最終電車(袋井駅発)は、23:09 豊橋行き、0:09 浜松行き が用意されています。
【当日イベント】 愛野駅北口広場にて三遠南信物産フェアが開催され、全部で15店舗が参加予定です。 また会場では静岡B級グルメがいただける屋台も出店されています。中でも「花火弁当」が人気ですが、こちらは数量限定であり事前予約制をとっています。
袋井花火大会の歴史
出典:写真AC
全国花火名人選抜競技大会のふくろい遠州の花火は、昭和20年から「静橋」の河川敷内で開催されていた花火大会が始まりです。1995年から会場を原野谷川親水公園に移し、年を重ねるごとに規模の拡大と内容を充実して開催されています。
袋井の夏の代名詞ともいえるイベントにまで周知されるようになり、県内だけでなく県外からも多くの人が訪れるイベントになりました。 2000年に第一回しずおか観光大賞を受賞し、翌年には「全国花火サミット」の参加団体にも加わり、全国屈指の花火大会として地位を確立しました。
2012年より、文化庁より全国花火名人選抜競技大会が日本伝統の花火文化と煙火技術、芸術性が評価され、優勝者に文部科学大臣賞が授与されることとなりました。
袋井花火大会の特徴・見どころ
出典:写真AC
袋井花火大会の一番の特徴は、観賞用というだけでなく、文部科学大臣賞を目指した全国花火名人選抜競技大会を兼ねていることにあります。そのため、芸術性の高さは全国最高峰であり、豪華絢爛で音楽、イルミネーション、色彩が一体化され、花火という枠を超えた素晴らしい世界が繰り広げられています。
見どころは第1部「創作逸品花火の部」と第2部「8号玉2発とスターマインの部」創作逸品花火の部では5号創作自由課題4発を打ち上げ、8号玉2発とスターマインの部では、8号玉2発を打ち上げた後、スターマイン1基を音楽に併せて2分以内で打ち上げます。
これが競技大会の審査となるため、最も腕を振るう場面であり、芸術性の高さを体感できます。
また大会運営にあたり、審議に審議を重ね関連団体と地域が一体となり安全及び防犯対策を強化しており、観客が安心して花火鑑賞できるようになっています。
袋井花火大会の座席情報
出典:写真AC
袋井花火大会の有料席は椅子ペア席8000円、一人席5000円、ブロック席4000円、 定員6名のファミリー席は20,000円です。3歳以下無料。販売は例年6月末です。袋井商工会議所など店頭販売以外にも全国のコンビニで購入することもできます。お問い合わせはふくろい遠州の花火実行委員会までお願いします。
また袋井花火大会ではバスツアー専用席があり、椅子席5000円とブロック席4000円が用意されています。
混雑を避けて、かつ無料でゆっくり袋井花火大会の花火を鑑賞したい方は、JR袋井駅から徒歩で15分ほどの小野田河川公園が公式自由席として用意されています。敷地は広くトイレや屋台もあります。 逆川上流橋の土手は人が少な目の穴場スポットです。視界が良く花火を全体的に見渡すことができます。
袋井花火大会の駐車場情報や混雑情報
袋井花火大会は15時から周辺で道路規制が行われます。また、袋井花火大会会場周辺にはほとんど駐車場はありません。そのため、車の場合ですと、掛川市などに駐車し、電車での移動となります。小笠原エコパスタジアムにも停めることはできますが、16時までには満車になります。