【高尾山、青ヶ島、等々力渓谷】東京別視点ガイド8選

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東京といえば、林立する超高層ビル群、狭い空、急ぐ人……だけではありません。そんな「都会」らしい面も確かにありますが、実は意外にも緑が多い街なのです。「都会」「首都」といったイメージとは別の視点から見た、東京の知られざる必見スポットを紹介します。

意外と緑が多い街・東京

東京といえばどのようなイメージを思い浮かべますか?東京は日本の首都であり、また渋谷・六本木・新宿など高層ビルが立ち並ぶ日本有数の都会としてのイメージを真っ先に思い浮かべる人も多いのではないかと思います。

しかし、東京はそんな都会的なイメージだけでなく、他にも魅力がたくさんある場所なのです。なかなかいつもと同じ見方では違う魅力には気付けません。だからこそ、別の視点から捉えることが大切になってきます。例えば、都会的なイメージとは正反対の豊かな自然も、東京の魅力の1つに挙げられます。

今回は、そんな普段とは違った別視点から見た東京の魅力を見出せるような自然豊かな観光スポットをいくつかご紹介します。どれも都内近郊で自然に囲まれてリフレッシュしたい人におすすめです。

東京別視点ガイド①

等々力渓谷


出典:写真AC

1つめの観光スポットは、等々力渓谷です。等々力渓谷は世田谷区という都内の中心部に位置しながら、都会にあるとは思えないほど自然に溢れているのが特徴の観光スポットです。

等々力渓谷の魅力の1つとして、四季折々の自然の景色を味わうことが出来る点が挙げられます。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉が綺麗な場所なので、シーズンごとに足を運んで変化を楽しむのがおすすめです。

2つめは、歴史を感じることが出来る点です。等々力渓谷にはいくつもの横穴古墳があるほか、900年以上もの長い歴史を持つ満願寺もあります。また満願寺の境内には、江戸時代の儒学者や書家として知られている細井光沢のお墓も安置されています。

東京別視点ガイド②

高尾山


出典:写真AC

2つめの別視点観光スポットは、高尾山です。高尾山は東京都の西・八王子市にある山で、毎年多くの観光客で賑わいを見せる人気の観光スポットです。季節ごとに木々が色を変えるので、紅葉狩りなどにも最適です。

高尾山の魅力は、本格的な装備がなくても登りやすい点にあります。リフトやケーブルカーで楽に山頂まで登ることができ、運が良ければ山頂で富士山を眺めることも出来ます。また高尾山は天狗信仰のある山としても有名なので、薬王院や天狗の腰掛杉、琵琶滝など天狗にまつわる観光スポットも必見です。

東京別視点ガイド③

御岳山


出典:写真AC

3つめの別視点観光スポットは御岳山です。御岳山は奥多摩にある山で、元旦には初日の出を見るために多くの観光客が足を運びます。

そんな御岳山の魅力は、豊かな自然を感じることが出来る点です。例えば春にはタチツボスミレ・ハナネコノメ・アズマイチゲ、夏にはヤマオダマキ・ヤブカンゾウ・レンゲショウマ、秋にはキバナアキギリ・カシワバハグマ・コハウチワカエデ、冬にはジュウガツサクラ・コオリノハナ・ロウバイなどを見ることが出来ます。

ロックガーデン・七代の滝・綾広の滝など自然のエネルギーを感じられるスポットや、お犬様信仰にちなんで愛犬祈願を行なっている武蔵御嶽神社などもあり、見どころに事欠きません。

東京別視点ガイド④

鳩ノ巣渓谷


出典:写真AC

4つめの別視点観光スポットは、奥多摩にある鳩ノ巣渓谷です。鳩ノ巣渓谷の最大の見どころは、さまざまなレジャーが楽しめるところです。

例えば釣りなら多摩川・大丹波川・海沢川などの渓流で、春先にはニジマスやヤマネ、イワナなどを釣ることができます。また釣り初心者には、竿やエサなど釣りに必要な道具が用意されている管理釣り場、氷川国際釣り場や日原渓流釣り場などがおすすめです。

また温泉施設も充実しており、湯治スポットとしても利用できます。釣りやウォーキングなどを楽しんで疲れたら、温泉に浸かって身体を癒すのがおすすめです。奥多摩温泉・麻葉の湯・松の湯温泉・鶴の湯温泉など様々な温泉があり、それぞれ違った効能があるので、身体の不調に合った効能の温泉に浸かるのもいいでしょう。

東京別視点ガイド⑤

三原山

5つめの別視点観光スポットは、伊豆諸島にある三原山です。三原山は伊豆諸島の1つである伊豆大島を代表する山で、ハイキングコースが充実している山です。

三原山のハイキングコースには、温泉コース・テキサスコース・山頂コース・火口一周コース・表砂漠コース・大砂漠コースなどさまざまな種類があるので、自分の体力や気分に合ったハイキングを楽しむことが出来ます。

冒険のようなスリルを味わいたい方なら道の入り組んだテキサスコースや大砂漠コース、ダイナミックな自然を味わいたい方には火口一周コースがおすすめです。

東京別視点ガイド⑥

赤崎遊歩道 潮風の道


出典:写真AC

東京別視点ガイドとして紹介したい6つめの観光スポットは、赤崎遊歩道潮風の道です。赤崎遊歩道は伊豆諸島の離島の1つである神津島にあり、ダイビング・シュノーケリング・飛び込み台・遊歩道など海を満喫できるレジャーが充実しているスポットになります。

神津島の海は都内近郊にある海とは思えないくらい澄んだ美しいエメラルドグリーンで、シュノーケリングで海中を覗くとさまざまな熱帯魚が泳ぐのをみることができます。遊歩道は工夫を凝らした造りになっているのでぶらりと散策してみるのもいいですね。

飛び込み台は2メートルから10メートルの高さのものまであるので、思い切って海にダイブするのもおすすめです。海水浴や海でレジャーを楽しんだ後は、神津島温泉保養センターでゆっくり体を温めましょう。

東京別視点ガイド⑦

旭山


出典:写真AC

7つめの別視点観光スポットは、小笠原諸島にある旭山です。小笠原諸島の1つである父島にある旭山では、神秘的な自然の美しさからパワーをもらうことができます。

旭山ではまるで南国に来たかのような気分を味わいながら、山のいたるところに生える木々から自然のエネルギーを感じられます。また旭山に自生している植物にはオガサワラビロウやシマウツボ、シマオオタニワタリなどがあり、普段はなかなか目にすることのできない珍しい草花を見ることが出来ます。

東京別視点ガイド⑧

青ヶ島

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8つめの別視点観光スポットは、伊豆諸島にある青ヶ島です。青ヶ島には住人が160人ほどしか住んでおらず、日本で最も人口の少ない村になっています。上陸手段はヘリと船のみですが、ヘリの便は1日1便しかなく、船も2分の1の確率でしか上陸できません。行くこと自体が大変ですが、苦労してでも行く価値のある東京の「秘境」です。

そんな青ヶ島の魅力は、雄大な自然を味わうことができる点です。青ヶ島の雄大な自然を味わえる観光スポットには青ヶ島港、丸山、大杉、オオタニワタリ群生地、尾山展望公園、ジョウマンなどがあります。

例えば青ヶ島港では海水浴や釣りなどのレジャーを、丸山では四季折々の花などの自然を、そしてジョウマンでは夜になると燦然と光り輝く美しい星空を、それぞれ楽しむことができます。

自然が豊かな東京の魅力

高層ビルが立ち並ぶ都会のイメージとは一味違った東京の魅力を再発見できるような観光スポットを、別視点ガイドとして紹介してきました。都会としてのイメージが先行しがちな東京にも、海や山、渓谷など、豊かな自然を見ることのできる場所や観光地はたくさんあります。

今回ガイドとして紹介することのできなかった必見スポットが、他にもまだまだあります。ぜひ普段とは違った捉え方で、東京の魅力を探してみてください。

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