歴史ある東京の伝統工芸「江戸切子」を体験できる施設 | 粋-iki-粋な日本文化を発信するメディア

「江戸切子」をご存じでしょうか? 「江戸切子」は、日本の伝統工芸に認定されているガラス工芸品で、数多くの地域ブランドがあります。

今回は、その江戸切子体験ができる場所をピックアップして、ご紹介致します。まずは江戸切子の歴史からご紹介します。

江戸切子の歴史

写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
無料写真素材を提供する「写真AC」のフリー写真素材は、個人、商用を問わず無料でお使いいただけます。クレジット表記やリンクは一切不要です。Web、DTP、動画などの写真素材としてお使いください。

江戸切子の伝統工芸としての歴史は古く、江戸末期にはじまりました。1834年(天保5年)に江戸大伝馬町のビードロ屋、加賀屋久兵衛が金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻で模様を施したのが始まりと言われています。

1881年(明治14年)になると、イギリスからカットグラス技師・エマヌエル・ホープトマンを招聘しました。 当時のイギリスは最先端の技術を持っており、その技術を導入したことにより発展していきます。

現在の日本では、 和の特色と個性を反映した日本のカットグラス・ガラス工芸として普及しています。 そんな伝統工芸として歴史ある「江戸切子」を体験できる施設が東京にあります。

江戸切子を体験できる施設①

浅草おじま

Aya Yamadaさん(@ayayamada_)がシェアした投稿 – 12月 3, 2016 at 4:41午前 PST

浅草にある切子制作販売・体験教室を行っている工房です。 小学生、中学生対象の体験教室を行っており、1度に30人位までの体験が可能です。

江戸切子を体験できる施設②

(株)江戸切子の店華硝

江戸切子の店華硝 日本橋店さん(@hanashyo_nihonbashi)がシェアした投稿 – 3月 2, 2018 at 3:07午前 PST

華硝の工房は今から70年前に熊倉硝子工芸という工房でスタートをして、 1980年代に直営店として「江戸切子の店華硝」オープンし、美しい江戸切子の製造を行っています。

住所: 東京都江東区亀戸3-49-21 (製造1F 店舗3F) 電話番号: 03-3682-2321 メールアドレス: hanashyo@edokiriko.co.jp 営業時間: 平日・土曜日 10:00~18:00(12:00~13:00まで休憩) 日曜・祝日 11:30~17:00 週月曜日休業 祝日の場合には営業(その場合には翌日火曜日がお休み)

URL: http://www.edokiriko.co.jp/

アクセス: JR総武本線亀戸駅北口から徒歩約12分

江戸切子を体験できる施設③

すみだ江戸切子館

「すみだ江戸切子館」は、墨田区認定の工房ショップです。 窓越しに職人の技を直接見ることができます。

住所: 東京都墨田区太平2-10-9
電話番号: 03-3623-4148 営業時間: 10:00~18:00 定休日:日・祭日及び夏季休暇・年末年始休暇 料金: 小学生 1,000円 / 大人 4,000円

URL: http://www.edokiriko.net/
アクセス: JR・東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」から6分

江戸切子を体験できる施設④

日本橋江戸切子の寺子屋

江戸切子を知って、作って、再発見できる「江戸切子の寺子屋」。江戸切子の体験をはじめ、江戸切子に関わるあらゆる情報発信なども積極的に行っています。

住所: 東京都中央区日本橋本町3-6-5 電話番号: 03-6661-2781 営業時間: 平日 10:30~18:00 土・日・祝 11:30~17:00 毎週 月曜日定休日 祝日の場合には営業(その場合には翌日火曜日がお休み) 料金: 4,000円

URL: http://www.edokiriko.co.jp/terakoya/

アクセス: JR総武本線 新日本橋駅から徒歩約2分 都営メトロ日比谷線 小伝馬町駅から徒歩約3分 都営メトロ銀座線 三越前駅から徒歩約6分

江戸切子を体験できる施設⑤

江戸切子工房 清秀硝子

「清秀硝子ー百粋ー」のコンセプトは 「伝統工芸品とは、日常的に使う物であり、飾り物では無いと考えている」。

このコンセプトをもとに、日常的に使うものとして江戸切子を作っています。 体験コースは3つのコースが用意されています。

・江戸切子 お皿づくり体験 ・江戸切子 グラスづくり体験

・江戸切子 お皿とグラスづくり体験

江戸切子を体験できる施設⑥

江戸切子専門瀧澤硝子工芸

瀧澤硝子工芸の主宰者、瀧澤利夫氏は東京都及び日本の認定を受けた伝統工芸士です。

自分だけのマイグラス、贈り物を1個から注文可能となっています。 インターネットでも購入することができます。

江戸切子を学べる学校

Hanashyo’S

 江戸切子を体験するだけではなく、実際にしっかりと学べる学校も存在します。 それが『Hanashyo’S』です。 受講コースは様々あります。

入門コース 回数:全5回(予約制) 費用:3,240円(2時間)×5回 + 練習用素材代 内容:ぐい呑みの制作(1個)

初級コース 回数:1つのデザインにつき15回(予約制)※進捗に応じて回数が増減する場合がございます。 費用:3,240円(2時間)×15回 + 練習用素材代 内容:ぐい呑みの制作

中級コース 回数:既定回数なし(予約制) 費用:3,240円(2時間)×受講回数 + 練習用素材代 内容:多目的グラスの制作

上級コース 回数:既定回数なし(予約制) 費用:8,640円~(2時間)※詳細は対象者の方に直接ご案内いたします。 内容:華硝工房での本格的な江戸切子制作

その他 インストラクターコース 江戸切子職人養成コース などがあります。

住所: 東京都江東区亀戸3-1-9 電話番号: 03-5858-9175 E-mail: hanashyo_s@edokiriko.co.jp

URL: http://www.edokiriko.co.jp/school/

アクセス: JR総武線「亀戸」駅 徒歩15分 JR総武線「錦糸町」駅 徒歩12分 東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅 徒歩10分

初心者でも気軽に体験できる伝統工芸「江戸切子」

江戸切子の体験が実際にできる工房は、意外にも多く存在します。 初心者の方でも気軽に行うことができますので、興味のある方は、ぜひトライしてみて下さい。

 日本の伝統工芸に触れ、日本文化への理解を深めてみてはいかがでしょうか。

体験一覧を見る

この記事が気に入ったら

いいね!を押して最新情報を受け取ろう

  • 伝統工芸
  • 情報・ニュース
  • 東京都
  • グッズ
  • ハンドメイド
  • 伝統工芸
Copied title and URL