【網羅必至】思わずため息が出る日本の絶景9選

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普段街に暮らしていると、ついつい自分の世界が狭くなってしまうような感じがしませんか?窮屈さや息苦しさに耐えられなくなったら、思い切って自然の中に飛び出してみるのもいいかもしれませんよ。日本には、あなたのまだ見たことない絶景が数多く存在します。

フォトジェニックな写真が撮れる著名なスポットからあまり知られていない秘境まで、日本の絶景が堪能できる場所を紹介します。

知られざる日本の絶景①

青い池/美瑛町

出典:Wikipedia

青い池(あおいいけ)は、 は北海道上川郡美瑛町白金にあり、別名「白金の青い池」、「美瑛白金青い池」などとも呼ばれます。人々を魅了するこの神秘的な青い池の正体は、実は人造池なのです。

青い池のはじまりは1988年(昭和63年)12月の十勝岳の噴火でした。堆積物による火山泥流災害を防ぐため、 美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものが「青い池」です。つまり、この池は偶然の産物でできたものなのです。

青い池を最初に発見したのは上富良野在住のプロカメラマン高橋真澄でした。1997年の発見後、青い池の写真を複数おさめた写真集『blueriver』を翌年に出版しました。この写真集をきっかけに口コミなどで広まった青い池は、2014年にテレビ朝日系でオンエアされた『奇跡の地球物語』で一気にブレイクし、現在も「1度は見てみたい日本の絶景」として人気を誇っています。

知られざる日本の絶景②

摩周湖/弟子屈町

出典:NPO法人きよさと観光協会

摩周湖(ましゅうこ)は、 北海道川上郡弟子屈町にある湖です。北海道にはいくつもの有名な湖がありますが、摩周湖は特に水の透明度で有名で、その透明度は世界と比較してもバイカル湖に次いで2番目という地位を誇ります。

2001年に北海道遺産に選定された摩周湖は1度は見たい壮大な絶景として評判を呼び、多くの観光客が訪れています。 1960年代の歌謡曲で「霧の摩周湖」がヒットしたことから、摩周湖はいつでも濃霧につつまれている印象が強くなっています。

摩周湖は火山湖であり、300~400mの絶壁と古城のような摩周岳を配して湖心に中島を浮かべており、その存在感は非常に堂々としています。 水の流出入がないことも珍しいとされています。

【所在地】北海道川上郡弟子屈町

【アクセス】川湯温泉駅からバスで40分または摩周駅からバスで20分

知られざる日本の絶景③

青ヶ島/東京都

青ヶ島(あおがしま)は東京の秘境と称されている村です。東京から358km南に位置する離島である「青ヶ島」は 人口わずか160人ほどで、日本一人口の少ない村でもあります。 この島では図上一面の夜空のキャンパスに広がる無数の星空や、世界的にも珍しい二重カルデラなどを見ることができます。

この島に行くには、1日1便のヘリが利用できます。しかし座席数がわずか9席しかないため、ヘリの予約は困難を極めます。 船で行く場合も就航率が50%ということなので。、選ばれた者しか上陸できません。 世界的に注目を集めている「絶景」は、そこにたどり着けたもののみが生で目にすることができるのです。

知られざる日本の絶景④

奥大井湖上駅/静岡県

奥大井湖上駅(おくおおいこじょうえき)は、 静岡県榛原郡川根本町梅地にある大井川鐵道井川線の駅です。長島ダムの建設に伴い誕生したダム湖(接岨湖)の左岸につき出た、半島状の場所にあります。駅と鉄橋の湖底からの高さは、なんと70mもあるのです。

アクセスは南アルプスあぷとライン(井川線)で、千頭駅から10番目の駅となります。 乗車時間は約1時間5分ほどです。最近ではSNSなどで、ここでしか撮れない自然や景観が堪能できる絶景ポイントとして注目されています。

問い合わせ先 大井川鐵道株式会社 営業部 0547-45-4112  9:00~17:00

知られざる日本の絶景⑤

鯖の道の絶景雲海/滋賀県・奥山渓谷

鯖の道の絶景雲海は、 小浜から京都まで続く「京は遠くて十八里」と言われた古道にあります。 福井県・小浜市と滋賀県・高島市の県境地点にあたる標高820mのおにゅう峠では、雲海として知られる「鯖の道」が四季折々の美しく豊かな表情を見せてくれます。

春の新緑から石楠花などの花々、秋は紅葉と小入谷の雲海。冬は大雪の白銀の世界。自然の移ろいと豊かさが楽しめる滋賀の超絶景ポイントとして多くの人を惹きつけています。気候や天候などいくつかの条件が重なれば、とてもきれいな雲海が出現します。

知られざる日本の絶景⑥

千本桜/奈良県

 

奈良の千本桜は、日本一の桜の名所として知られている奈良県の吉野山のことを指します。吉野山は奈良県のほぼ中央に位置した全長約6kmのエリアを言います。吉野山の桜の歴史は長く遠く、1300年前から続くとされています。

桜のシーズンとなる春には「ヤマザクラ」を中心に約三万本の桜が咲き乱れます。三万本の桜は下・中・上・奥の4ヶ所に密集しています。「目に千本見える豪華さ」という意味で「一目千本」ともいわれ、それぞれ下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれています。

見どころは花矢倉からの上・中千本、吉水神社から如意輪寺方面への一目千本です。百花繚乱咲き乱れる桜は多くの人の心を惹きつけ、根強いファンや写真家から毎年変わらず愛されています。

知られざる日本の絶景⑦

竹田城跡/兵庫県

兵庫県竹田駅の西、標高353mの古城山山頂にあるのが「竹田城跡」です。 1443(嘉吉3)年、山名宗全が13年の年月をかけて築いたと伝えられており、わが国屈指の山城跡とも言われています。

実際には石垣しか残っていないのですが、 山の斜面にある独特の景観が楽しめます。 山の頂きに位置することから、「天空の城」や「日本のマチュピチュ」とも言われています。

知られざる日本の絶景⑧

だるま夕日/高知県

だるま夕日は別名「幸運の夕日」とも呼ばれています。この夕日が出現するのは、冬の夕暮れ時の高知県の宿毛湾です。宿毛湾の冬の風物詩とも言えるこの夕日は、「日本夕陽百選」にも選定されている奇跡の絶景なのです。

「だるま夕日」と呼ばれる所以は、 太平洋に沈む間際の夕日が蜃気楼のように揺らぎ、二つの円が重なるように溶けるシルエットが「だるま」に似ていることから そう呼ばれています。見れば幸運が訪れるかもしれない夕日、何としても目に焼き付けたいものです。

知られざる日本の絶景⑨

鍋ヶ滝/熊本県

鍋ヶ滝は九州・熊本県にある落差約10m、幅約20mほどの巨大な滝です。滝の裏側に回り、「裏見の滝」が味わえることも特徴的です。 四季を通して楽しむことができ、幻想的な世界に心を奪われてしまう絶景です。夜はライトアップも見ることができますよ。

【営業時間】9:00~17:00(最終入園16:30)

【定休日】年末年始(12/28~1/3)

【所在地】熊本県阿蘇郡小国町黒渕

【交通アクセス】JR豊肥本線阿蘇駅から産交バス杖立温泉行き、ゆうステーション下車後タクシーで15分、大分自動車道九重ICより約45分

知られざる日本の絶景⑩

はての浜/久米島

はての浜は東洋一の美しさと言われ、一度は必ず行く価値のある島と言われています。はての浜は沖縄本島から行ける離島・久米島の東側から約5kmに位置し、全長7kmの3つの砂浜からなる無人島です。

とにかく見渡す限りの海、海、海。 360度の全てが青い海と青い空に囲まれた楽園です。 真っ白な砂浜と青い海以外は何もありませんが、幻想的な島の雰囲気は日常を忘れさせ、心を癒してくれる格別な景色です。

まだ知らない日本の大自然の魅力

東京などの大都会では、高層ビルなど近未来的な街並みが存在しています。 そのような都会に押されて忘れがちですが、日本は実は国土の七割が山や森林に囲まれている、自然大国なのです。

日本が世界に誇る大自然の絶景や名所は、実に多く存在します。あなたのまだ知らない景色にふれれば、きっといい影響をもらえるに違いありません。 この多くの日本の絶景をできる限り、自分の目で見てはいかがでしょうか。

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